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2021.12.28

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住宅の予算オーバーになる原因とは?キッチンのグレードを下げて対策しよう

「家を建てるのは一生に一度かもしれないのだから、夢を実現させたい」誰もがそう思い、希望に胸を膨らませます。

但し、多くの人が行き詰まるのが予算のオーバーについてです。それぞれの家族には譲れない想いがあると思います。それでも何かを諦めなければ、予算を守ることはできないでしょう。

そこで考えてみて欲しいのは、設備機器には寿命があり、取り替えが必要ということ。予算オーバーになりそうなときは、水回りのグレードを下げて対策するのがおすすめです。

1.家の予算がオーバーしてしまう原因はこれだ

家を建てるにあたり、当初予定していた予算よりオーバーしてしまう、というのはよくある話です。予算のオーバーは数十万円なら何とか賄えても、数百万円以上のオーバーはその後の生活に影響します。まずはなぜ予算がオーバーしてしまうのか、その大きな理由について見ていきましょう。

以下参照 https://the-room-tour.com/yosanoverbest10/

1-1.広い家を建てた

家は広い家ほど様々な場所でお金がかかります。床面積をとりすぎて家を建てたら、色々な予算をオーバーしてしまったというのは多いです。

例えば3 LDK の家と4 LDK の家では、一部屋多いだけでも建築資材が多くなり、コストが掛かります。一部屋多いぶんの建材や、ドアの建具、窓の設備や冷暖房機器も増えることになるでしょう。

「家は広ければ広いだけ良い」というのは昔の考えです。最近では土地に対してあえて狭い住宅を建て、その分建設費用を抑えて駐輪場や駐車場のスペースを広くする家が増えています。

1-2.土地に問題があった

を建てる前の土地を購入する時点で、予算をオーバーしてしまうケースも多いです。

土地選びは住宅を建てるうえで非常に重要なポイント。日当たりや環境が大きく影響するので、あまり妥協はしたくないですよね。

しかし立地選びにこだわりすぎて、当初の目標より数百万もオーバーしてしまったというのはよくありません。また地盤が弱い土地を購入してしまうとその後の地盤改良にもお金が掛かります

ちなみに土地購入における全国の平均費用は約1,600万円といわれています。もちろん住む地域によって値段には違いがありますが、土地を選ぶ時点で無理のない予算を組むことが大切です。

参照 https://finance.recruit.co.jp/article/b070/

1-3.キッチンなどの設備グレードをアップした

家の予算をオーバーする原因として最も多いのが「設備をグレードアップした」というケースです。

家の設備というのは上を見たらキリがありません。例えばカーテン1枚にしろ、普通のカーテンより遮光付きのほうが魅力的でしょう。しかもそれだけではなく、防炎性能基準や消臭機能もつけたいと考えることも多いです。

特に新しい家の場合、標準のグレードでは物足りなさを感じ、グレードアップをしてしまう人が多いです。本当に必要な機能なのかを考え、予算の範囲内でグレードを設定する必要があります。

2.キッチンのグレードを下げて予算オーバーを防ごう

家の予算オーバーの原因はいろいろありますが、最も多いのが設備のグレードアップです。特にキッチン周りのグレードはいろいろな種類が多く魅力あふれるものばかり。つい新しい設備に魅せられて、予算をオーバーしてしまうことも見聞きします。予算オーバーを防ぐには、キッチンのグレードはどこまで必要なのか見極めることが重要です。 

2-1.キッチングレードを上げて後悔する例も実は多い

キッチン設備は最新のものほど良いイメージもありますが、実はそうでもないようです。以下はSNSで見かけた、キッチングレードを上げたあとに後悔した事例です。

  • 最新の食洗器を導入したが、こまめに手洗いしたほうが早いのであまり使っていない
  • 高級浄水器を取り付けたが4年後に故障。保証期間が過ぎていて、修理にはあまりに高い費用だったので今は水道水を使っている
  • 狭いスペースに無理やり3口のコンロにしたが、実際に使うのは2つあれば十分。無駄なオプションを払った

もちろんキッチンのグレードを上げて良かったという声は多いですが、なかには上記のように不要だった、というケースもあります。

2-2.水周りの設備機器は寿命が15〜25年

そもそも、キッチンをはじめとした水回り設備には寿命があります。使う頻度によって違いますが、どれだけ新しい設備を入れても15〜25年も経つと交換や修理が必要になってきます。

そう考えると、最初から高額な設備を導入するのはもったいないかもしれません。

例えば水道の蛇口をタッチレス水栓にして、初期費用が30万円掛かったとします。それが20年後に故障し、同じような設備を入れてまた30万円掛かると、20年で合計60万円が必要です。

ならば、はじめは標準設備の10万円程度で抑え、壊れたときに良いものを取り入れたほうが、20年におけるトータルコストは抑えることができます。

2-3.いずれリフォームは必須、他の費用を優先させる

キッチンをはじめとした水回りは、いずれリフォームが必要です。いつかは壊れることを考えると、最初からあまりにもグレードの高い設備を取り入れるのはもったいないかもしれません。

それなら、水回りよりも断熱材にお金をかけ、暖房費のランニングコストを抑えたほうがお得です。例えば普通の窓ガラスより断熱性の高いペアガラスを導入して家の気密性を高めておけば、夏は涼しく冬は暖かい家になります。

3.キッチンのグレードを上げないためのコツ

キッチンのグレードは、いざ打ち合わせの際に細かく説明されると、ついグレードを上げたくなるものです。予算の範囲で抑えるには、あらかじめキッチン設備における情報を知っておく必要があります。ここからはキッチン設備の値段が上がらないようにするポイントを見ていきましょう。

以下参照 https://kitchen.reform-ichiba.com/column/entry/20201210174030.html

3-1.キッチンの位置やレイアウトを考える

キッチンの位置やレイアウトは、場所によって値段が変わります

例えば定番の壁に向いたキッチンより、アイランドキッチンのような独立した位置のキッチンのほうが、設置するのに値段は高めになります。独立型キッチンは換気扇や換気扇工事も割高になり、油跳ねなども考慮すると、壁面の方にカウンターキッチンが別途必要なケースもあります。

予算を抑えてキッチンを作りたい場合は、キッチンの位置を定番の壁付けにするなどし、レイアウトや位置を難しい場所に配置しないことも大切です。

3-2.本当に必要な設備なのか見極める

これがあったら便利!と思う設備は無限にあります。例えばガスコンロにせよ、普通のコンロより「消し忘れ防止機能」といった設備があったほうが安心でしょう。

しかしそれが本当に必要なのか、一度立ち止まって考える必要があります

例えば高齢者の方がよく火を消し忘れてしまう場合は、防止機能があったほうが安全です。しかしまだ若い方がうっかり消し忘れるような場合は、小さなタイマーなどを使って消し忘れを防止することもできるでしょう。それが本当に自分にとって必要な設備なのか、よく考えたうえでキッチン設備を決めることが大切です。

3-3.水栓と浄水器のグレードに要注意

水回りのグレードでとくに悩ましいのが水栓浄水器です。

昔は蛇口をひねって、水道水を飲むのが当たり前でしたが、今では使いやすい水栓が多くなり、浄水器の導入率は一般家庭のおよそ4割に上るといいます。

「新しいキッチンだからセンサーで反応する水栓にしたい」そうした声は多いですが、タッチレス水栓のトータルコストは10万円以上することが一般的です。また、浄水器も最新のものだと30万円以上するケースもあり、この設備で価格が跳ね上がることもあります。

これら二つの設備は予算オーバーにつながるケースも多いので、どのグレードにすべきか慎重に見極めた方が良いでしょう。

4.キッチンのグレードは予算オーバーになりやすい 本当に必要な設備を見極めよう

住宅購入における予算オーバーの原因になりやすい、キッチンのグレード。水回りの設備は昔と大きく変わっており、最新のものほど魅力的でつい導入したくなります。

しかし今日紹介したとおり、どれだけ新しい設備でも20年もたてば交換や修理が必要になります。そのことを踏まえると、いまは標準設備のグレードに抑え、将来は機能的な設備に交換するといったことを考えても良いでしょう。予算オーバーにならないためにも、キッチンのグレードアップは本当に必要なものなのか、あらためて見極める必要があります。

 

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