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2019.06.04

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梁(はり)の見える天井は屋根断熱を工夫しよう

オシャレなデザインにこだわった戸建て住宅は、天井に工夫されていることが多いです。昔は天井板を貼った平面なデザインが当たり前でしたが、近年人気なのが「梁(はり)のある天井」です。はりとは、天井や住宅を支える木材のことであり、住宅を建てる際には必ず組み込まれているものです。このはりをあえて見せることにより、部屋に解放感をもたらし明るい印象にもなるでしょう。

しかし、はりのある天井は屋根に「断熱材」をしっかりと設置しないと、夏は暑くて冬は寒いといったデメリットがあります。今日は、はりの見える天井のメリットや、暑さ対策で使う断熱材について見ていきましょう。

INDEX

1.梁(はり)のある天井のメリット

はりの見える天井は、戸建てに限らず、近年ではデザイナーズマンションなどにも使われています。ただの平面である天井に比べ、はりの見える天井には次のようなメリットがあります。

1-1.コストが掛からない

はり見える天井は、簡単にいうと「天井材を張らない」ということです。そのため天井材に掛かる費用を抑えることができ、全体的にコストが掛からないというメリットがあります。一見するとオシャレに見えるはりの天井ですが、実は予算内に合わせて建てたため、あえて天井材を張らない、という物件も増えています。

1-2.部屋に解放感をもたらす

人が空間の大きさを認知するとき、「天井の高さ」も大きなポイントになります。例えば6畳程度の部屋があった際、天井が低いと圧迫感を感じて狭く見え、天井が高いと解放感を感じて広く見えるのです。はりの見える天井は、天井材がない分部屋に解放感を与え、とても広い印象になります。特に、あえて吹き抜けを設けている天井は、通常の天井よりも数メートル高い天井になるため、風が通りやすいというメリットもあるでしょう。特に狭小住宅といった3階建ての戸建ての場合、吹き抜けを使って解放感を出している家も多いです。

1-3.明るく、通気性が良い

天井が張られていないと、室内の空気は上昇し、効率的な自然換気ができるようになります。高い位置に関気候や窓口があれば、室内の空気を効率的に回すことができるでしょう。そのため、梅雨時期の部屋に洗濯物を干す、といった状況でも、はりの見える天井の方が空気が循環し、洗濯物が乾きやすいといったメリットがあるのです。

また、屋根に天窓があれば、明かりをつけなくても日中は自然光だけで十分ということもあり、部屋全体を明るいスペースにすることができます。

2.梁のある天井は「暑さ対策」が必要

その一方、はりの見える天井にはいくつかのデメリットもあります。

  • 天井にホコリがたまりやすい
  • 照明器具の配線が難しく、コストが掛かることも
  • 天井が高い分、冷暖房の効きが悪い

特に3つ目の「冷暖房の効きが悪い」のは実感している家庭も多く、冬は暖かい空気が上空に舞い上がってしまって寒く、夏は天井に熱がこもるといったデメリットがあります。そこでとても重要なのが、はりのある天井に断熱材を設置することです。

2-1.梁のある天井の暑さ対策「屋根断熱」

はりのある天井に断熱材を設置するには、まず「屋根断熱」という方法があります。屋根断熱は、名前の通り外側の屋根を設置する際に断熱材や遮熱材を施工する工事です。これをきちんと施すことにより、夏の猛烈な日射熱を防ぎ、冬は寒気を遮断する効果があります。一般的には、屋根のすぐ裏側に断熱材を貼ることが多いでしょう。

2-1-1.屋根断熱のメリット

屋根断熱のメリットは、なんといっても「梁のある天井の見た目が変わらない」ということです。基本的に屋根断熱は、外側の屋根工事を施すものなので、天井側から何か断熱材を張る、ということはありません。そのため、勾配天井といった特殊な形の天井にも対応でき、見た目の印象は変わらずに暑さを防ぐことができます。

2-1-2.屋根断熱のデメリット

屋根断熱を施すには、それなりのコストが掛かります。当然ながら屋根の上に上って作業をする必要があるので、素人がDIYで対応しようとしても難しいのです。そのため、専門の業者に頼んで施行してもらうことになるでしょう。中古住宅で屋根断熱をお願いする場合、施行する場所や面積にもよるものの、コストは数十万円以上掛かることが多いです。参照https://www.saysinter.com/column/vol-61/

2-2.暑さ対策その2「天井断熱」

天井断熱は、屋根断熱とは違い、屋根裏空間から断熱材を張っていく方法です。いろいろな方法がありますが、天井の上部にグラスウールやロックウールといったスポンジのような断熱材を敷き詰めることで、夏の暑さや冬の冷気を断熱する方法です。通常なら屋根裏に断熱材を入れて終わることもあるのですが、はりのある天井の場合、化粧天井用の板を張るといった工夫が必要でしょう。では、天井断熱のメリット、デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

2-2-1.天井断熱のメリット、本来ならコストはあまり掛からない

天井断熱は、屋根裏に断熱材を入れるといった施行なので、屋根断熱のように屋根の上に上る必要がありません。そのため、工事費用は屋根断熱よりも安く済みます。また、断熱材もホームセンターで売られていることもあり、家の状況によっては天井裏に自分でDIYを施すこともできるでしょう

また、室内のほうに断熱材を用いるため、冷暖房の効きがアップします。屋根断熱では部屋の空間を変えることなく断熱できますが、室内のほうに冷暖房に関しては劇的な効果は期待できません。イメージとしては、屋根断熱は外気温から家を守り、天井断熱は室内の冷暖房効果を上げられる、と覚えておきましょう。

2-2-2.天井断熱のデメリット、はりのある天井には向かないことも

天井断熱は、一般的な天井のある家庭には向いていますが、はりのある天井の場合、工事は難しいことも多いです。はりのある天井の場合、立派な梁が工事の邪魔をしてしまうことも多く、何しろ断熱材を入れ込むスペースがないので、入れ板を張る必要があります。天井と入れ板の間に断熱材を入れ、化粧天井用の板を張る、といった作業が必要です。本来ならコストがあまり掛からない天井断熱ですが、はりのある天井の場合は、逆にコストが掛かってしまうことが多いでしょう。参照https://www.saysinter.com/column/vol-61/

2-3.はりのある天井は、どうやって断熱対策を取るべきか

はりのある天井は、一般的な平面の天井よりも断熱処理を施すのが難しいでしょう。素人では太刀打ちできないことが多く、信頼できるプロに頼む必要があります。そのうえで、次のような対策が基本になってきます。

  • 基本的には屋根断熱がおススメ
  • はりのある天井に途中でリフォームするのは手間とコストが掛かるため注意
  • 壁や窓に床断熱対策を
  • 冬は床暖房やホットカーペットを使いのが良い

はりがあると、天井が斜めになっていたり、屋根の形がそのまま天井の形になったりしていることが多いです。そうなると、内側からの天井断熱を施すのは難しく、外部から処理をする屋根断熱の方が簡単な場合が多いでしょう。

そして、はりのある天井は、天井までのスペースが広いため、どうしても冷暖房の効きは悪いことが多いです。夏は熱い空気が上昇してくれるものの、逆に冬は暖められた空気が上昇してしまうので、寒さを感じるケースも少なくありません。そのため、床暖房やホットカーペットなどをうまく取り入れる必要があるでしょう。

3.まとめ 梁のある天井はオシャレだけじゃ済まない!

一戸建ては、基本的に屋根には熱がこもり、特に夏場は太陽熱によって屋根裏部屋は50度以上の気温になることもあります。特に梁のある家は、天井板がない分断熱材をうまく取り入れないと、家全体がとても暑くなってしまうでしょう。家の建っている環境や構造などにより、適切な断熱法はには違いがあります。梁のある家を建てたい場合は、ホームメーカーやリフォーム会社に、断熱方法についてしっかりと相談することが大切です。

また、通常の天井だったものを、はりのある天井にリフォームする際には注意が必要です。そもそも梁が傷んでいたり、見せることでかえって格好悪い印象になったりもします。リフォームをして梁を登場させる場合は、古民家など、もとから立派な木が使われているケースに限られることが多いのです。梁のある天井は素敵ですが、おしゃれだけでは済まず、適度なメンテナンスが必要です。

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