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2019.06.12

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夏の日差しを快適に遮断!DIYでも設置できる「パーゴラシェード」とは

秋から冬にかけては暖かい陽の光を部屋いっぱいに取り込みたいところですが、ギラギラとした夏の日差しは痛いくらいに熱く、眩しすぎるのが困りものです。猛暑の日には窓の外を眺めるだけでぐったりし、少しでも長く日陰にもぐり込んでいたくなりませんか?

そんなときは自分でも簡単にDIYで作ることのできる「パーゴラシェード」を利用しましょう。パーゴラシェードがあれば、窓を開けて外の空気を家に取り込みつつ、優しい日影を庭やベランダに作ることのができます。

INDEX

1.そもそも「パーゴラシェード」とは

パーゴラシェードとは、簡単にいうと、軒先やウッドデッキに設置する高い棚です。布などで覆うことにより、真夏の直射日光を避けられる効果があります。工務店で設置をお願いすることもあれば、日よけの布を設置してDIYによる設置をすることもできます。

1-1.本来は「つる性植物」をからませた日よけ

パーゴラシェードの「パーゴラ」とは、

もともとイタリアでぶどう棚をさした言葉。それがテラスの上部に組む棚をさす意味となり、植物をはわせることによって日陰をつくり、ティータイムなどを楽しむくつろぎの場となった
引用元:wikipedia

とあります。つまり、昔から暑い夏の時期には植物のツタや葉を利用し、日よけとして利用されてきたのが分かります。日本では「藤棚」が有名であり、天井を覆い隠すように成長する藤棚は、古来から格好の日よけとして活躍してきたのです。

1-2.植物における簡易的なパーゴラシェード

本格的な植物によるパーゴラシェードは、「藤棚」や「バラ」などを柵に絡ませて作られてきました。しかし、近年注目されているのが、もっと手軽にできるパーゴラシェードです。利用する植物は「ヘチマ」や「アサガオ」「ゴーヤ」などです。これらは植物として育てるのにも手間が簡単で、繁殖力が強いため、あっという間に緑のカーテンを作ってくれます。

植物を使ったパーゴラシェードは、本格的な策を設置しなくても、ネットさえ貼れば簡単にできることも多いです。ベランダやウッドデッキに網を張り、本格的な夏が来る前にアサガオやゴーヤの種や苗を植えます。基本的に水さえあげればぐんぐんと育ってくれるので、子供がいる家庭なら植物を育てながら簡易的なパーゴラシェードを設置することができるでしょう。

1-3.植物におけるパーゴラシェードのメリット・デメリット

植物を使ったパーゴラシェードは、地球温暖化が顕著な問題になってきた平成の時代から、積極的に各家庭で取り入れられるようになりました。

メリット

  • ネットと植物の苗だけでもできるため、コストが掛からない
  • 見た目が緑に覆われて爽やか
  • ゴーヤなどは家庭菜園としても活用できる

デメリット

  • 屋根に設置する場合は、雨が落ちてくる
  • 日よけとしての機能は少なめ
  • 虫がたくさん入ってくるケースも
  • 夏が終わった後の手入れが面倒

植物を使ったパーゴラシェードは、その植物の生え方などにより、あまり日よけとしては活躍できない場合もあります。また、秋になって枯れたゴーヤなどを手入れする必要があるでしょう。毎年しっかりと日よけとして活用したい場合は、植物ではなく、紫外線対策機能のあるシェード生地をしっかりと設置したほうがおすすめです。

2.パーゴラシェードを庭やベランダに取り付けよう

パーゴラシェードは、業者に頼んで本格的なものを設置したり、DIYにて自分で設置したりすることもできます。一度骨組みだけをしっかりと設置しておけば、毎年の猛暑を快適に過ごせることにもつながるでしょう。

2-1.布で簡易的に作ることのできるパーゴラシェード

近年人気となっているパーゴラシェードは、自分で設置するタイプのものです。多くのデザインがありますが、基本的には骨組みとなるフレームを組み立て、そこに紫外線を防止する布のシェードをかぶせるものです。DIYで設置できるパーゴラシェードの種類としては、次のようなものがあります。

2-1-1.オーニング

オーニングは「可動式の日よけテント」といったイメージのパーゴラシェードです。オシャレなカフェなどに設置されていることも多く、布はスクリーンにて稼働式で出し入れをすることができます。店舗などで使う際は業者による設置が基本ですが、なかには自分で屋根から設置できるようなDIY商品もあります。

2-1-2.タープ

タープは、基本的に広い布だけを使った日よけです。イメージとしては、キャンプ場などで使われている日よけにも当たるでしょう。設置する場所に簡単な器具を取り付けておけば、1人で設置することも可能です。夏の間だけ簡易的なパーゴラシェードをつけたい、という人に人気があります。

2-1-3.フレームポーチ

フレームポーチは、既存の柱と梁を使ったパーゴラシェードです。一から自分で設置するには大変なのですが、四方の柱と梁がセットになって送られてくるので、電気工具などがあれば大人同士が協力して設置することも可能です。布は別売りになっており、イメージによって布を張り替えることも可能です。

2-2.本格的な屋根を設置するパーゴラシェードとは

パーゴラシェードは、自分で設置できることもありますが、毎年使っていくのであれば業者にお願いするのもおすすめです。日本の夏は非常に日差しが強く、雨が多いという特徴があります。そのため、屋根つきのパーゴラをしっかりと設置すれば、暑さ対策だけでなく、雨除けにもなり、洗濯物の干し場やくつろぎのスペースにもなるでしょう。

2-2-1.パーゴラ屋根

パーゴラ屋根は、公園などにある砂場のうえに設置されていることも多いです。こちらはつる性植物などを通年屋根に這わせて、一年中快適な空間として楽しむことができます。木製のものもありますが、通気性が良いため、基本的に腐食することはありません。デザイン性に富んでおり、広めのウッドデッキなどに設置するのがおすすめです。また、植物ではなく、あらかじめ断熱素材を天井に設置することも可能です。

2-2-2.サンルーム

サンルームは、日よけというより、ベランダに設置された小部屋のようなイメージです。四方八方が覆われているため、雨風に強くて、洗濯物を干しやすいというメリットがあります。基本的に透明なガラス戸を中心に作られているので、夏は別途シェードなどを貼る必要もあるでしょう。しかし、室内からでも庭が見渡せて、冬はたくさんの日差しを室内に取り入れることができて暖かいです。
参照:https://roof-partner.com/wood-deck-roof-12717

2-2-3.屋根付きウッドデッキ

最後に、業者にパーゴラシェードを設置してもらう場合、ウッドデッキを設置した時点で屋根付きのものにするという方法もあります。屋根付きウッドデッキは、その下にあるウッドデッキそのものの痛みを防ぐ効果もあるでしょう。設置することで、雨風や日差しによるダメージも軽減でき、雨の日に洗濯物を干せるメリットもありあます。
参照:https://rehome-navi.com/articles/425

3.パーゴラシェードの注意点とは

パーゴラシェードを設置すれば、強すぎる日差しを防ぐことができ、特に夏は快適に過ごせるようになるでしょう。しかし、設置の場所ややり方によっては、パーゴラシェードが思わぬデメリットを引き起こすことにもなります。

3-1.台風で飛ばされる!シェードは必要に応じて取り外しを

パーゴラシェードの大きなトラブルとしてあるのが「台風」によって吹き飛ばされることです。特に、日差し避けになる布製のシェードは、台風などの強い強風により、簡単に吹き飛んでしまうことが多いのです。シェードがなくなってしまうのはもちろん、飛ばされたシェードが近隣の家に迷惑をかけてしまうこともあります。夏は暴風雨が発生しやすい時期でもあるので、少しでもシェードが飛ばされる危険があれば、早めに取り外すといった処置を行いましょう。

3-2.DIYは頑丈に設置しないと危険なことも

パーゴラシェードの多くは、ネット通販やホームセンターで購入でき、自分で設置することが可能です。しかし、取り付けが甘いと、子供がふざけて取れたり、強風によって倒れたりと、思わぬケガにつながることもあります。そのため、通年を通じて利用する場合は、業者に頼んで頑丈に設置してもらいましょう。土台がしっかりとしているパーゴラシェードであれば、天候や季節、利用する人が違っても、年間を通じて安心して利用することができます。

まとめ

パーゴラシェードは、布のシェード部分だけを使って簡単に利用するものから、ウッドデッキの屋根に頑丈に設置するものまで、じつにさまざまな種類があります。設置するには多少の手間とコストが掛かりますが、一度設置してしまえば毎年暑い夏を快適に過ごせるようにもなるでしょう。日差しが強すぎる、冷房費を抑えたい、そのようなときはぜひパーゴラシェードを上手に活用し、強い日差しとうまく付き合っていきましょう。

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