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2022.03.09

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家の外壁は何色にする!?家のイメージを決める外壁色選びのポイント

家を建てる人が悩むことの一つに、外壁の色があります。

真っ白な家は清潔感があるけれどシンプルすぎる。かといって、濃い色の外壁にしてしまうと目立ち過ぎるかもしれない。

自分の好きな色でありながら、家のデザインに合っている色は何色なのか、景観にしっくりと馴染むような色を選ぶには、何を基準にすれば良いのでしょうか?ここでは、家の外壁における色選びのポイントや注意点について紹介します。

1.外壁の色選びは意外な落とし穴がある

家のイメージを決める外壁塗装。無難な色にしておけばまず失敗することはなさそうですが、汚れがつきやすかったり、想像以上に地味だったりと、理想とは違う仕上がりになってしまうことも少なくありません。 まずはなぜイメージ通りの外壁にならないのか、その原因について見ていきましょう。

1-1.見本の色と外壁の色が違う、というケースは多い

外壁の色を決める際 、業者から出された色見本をざっと見て決める人は多いです。

しかし色見本では淡いピンクだったのに、外壁に塗ってみたらかなり薄いピンクで、イメージと違ったというケースは少なくありません。これは色の特性である「面積効果」と呼ばれるものに、原因があるからです。 

1-2.色は面積が広いと薄く見える

色が持つ面積効果とは、面積が小さいと濃く見えて、面積が大きいと薄く見えるという効果です。

例えば折り紙で薄い黄色があるとします。その時点では薄い黄色の折り紙だと認識できるのですが、それがサイズの大きい方眼紙になると、多くの人が白色に近い色だと判断してしまうのです。

これは外壁塗装にも言えることであり、小さな見本ではしっかりとした色合いに見えても、面積の広い外壁に塗ると、色がかなりぼやけて見えます。小さなカラーサンプルで色を決めても、実際に塗ってみるとイメージとは違うことを覚えておきましょう。

1-3.家の環境によっても色は違う

色は見る環境の明るさなどによっても変わってきます。

例えば近くに住宅や木陰がなく、日当たりが良い家に白色の外壁を塗った場合、常に太陽光にさらされているため、 まぶしいほど明るい印象になります。反対に周りに木が多く、日陰になることが多い家の場合は、白と影のグラデーションができ、思ったより明るい印象にはならないでしょう。

この他にも、西日が差して影ができると家の印象が暗くなったり、 隣の家の色とのバランスでも印象は変わってきます。

1-4.塗りなおしは簡単ではない

外壁塗装は、完成した後にまた違う色で塗り直すというのは、なかなか現実的ではありません。塗装は一度塗ったらその次は10年後に塗り直す、というのが基本なので、失敗しないように色選びをしたいものです。

ただし外壁塗装の多くは2度塗りをするのが一般的です。そのため1度目の上塗りを終わった時点で、どうしてもその色が気に入らない場合は2度塗りの色を変える方法もあります。

ただしこちらも同じ塗料製品を選びつつ、下に塗った色より濃いカラーであることが条件です。1度目の塗料を塗った後に塗りなおしをする場合は、業者としっかり相談する必要があります。

参照 https://rehome-navi.com/articles/300

2.家の外壁 色選びにおけるポイント

せっかく新しい家に住むのなら、外壁の色は自分の気に入った色で、イメージ通りに仕上げたいものです。ここからは失敗しない色選びにおけるポイントについて紹介します。 

2-1.色が決まったら大き目のサンプルを作ってもらう

業者から見せてもらう外壁の色見本は、小さなものが多いです。そこでおすすめなのは色を決めたら A 4サイズ程の大きなサンプルを作ってもらうことです。これだけでも面積効果によって色の見え方が変わり、実際に外壁塗装をした後のイメージがしやすくなります。

また日本のものを実際に屋外に出て日陰や太陽光の下で比べてみるのもおすすめです。天候によってどの程度色のイメージが変わるのか、実際に見比べてみましょう。

また多くの業者が試し塗りにも対応しています。色を決めたら外壁に1 m四方程度塗ってもらい、イメージにあっているか確認しましょう。

2-2.淡い色はワンランク濃く、濃い色はワンランク薄くする

先ほども紹介した通り、色には面積効果があります。これにより、淡い色は実際に壁に塗ってみるとさらに薄くなります。そして明るい色は広い面積に塗るとさらに明るくなり、暗い色はさらに暗くなるという特徴もあります。

イメージ通りの色に仕上げたい場合は、淡い色はワンランク濃く、濃い色はワンランク薄くするのがポイントです。

たとえば桜色の外壁にしたい場合、サンプルで淡いピンク色を選んでも、もうワンランク濃い目のピンク色を外壁に塗ったほうが、家が完成したときにイメージに近い桜色になるケースが多いです。

2-3.サッシとドア、屋根とのバランスを考える

家の印象は外壁の色だけではなく、屋根やドア、サッシなどの色によっても変わってきます。そのため外壁の色を選ぶ際は、サッシやドア、屋根とのの相性も考えましょう

例えばこれらのドアや屋根が黒だった場合、白い外壁を選ぶとコントラストが強調され、ややインパクトの強い家になります。反対にグレーを選ぶと黒とのバランスが調和され、落ち着いた印象になるでしょう。色選びは家全体のバランスを考え、屋根などのパーツ部分と相性が良いか確認することも大切です。

 参照 https://rehome-navi.com/articles/300

2-4.近所を散歩し、景観に合うか考える

外壁の色選びは、なるべくその場所にあった景観も大切にしましょう。そのためには実際にそのエリアを散歩し、建物の外壁の色をチェックするのもおすすめです。

例えば緑が多い地域なら、そのコントラストを邪魔しないような色選びも大切です。またどの家の壁の色が素敵か、どのようなデザインにすればよいのか、ほかの家を見ることで参考になることも多いです。そのうえで、このあと紹介する景観ガイドラインを守ることも忘れないようにしましょう。

3.家の外壁 色選びにおける注意点

外壁の色選びは、とにかく自分好みの色を選べば良い、と思っている人もいるかもしれません。しかし住む場所によっては、外壁の色についてもルールがある場合もあります。またご近所トラブルを起こさないためにも以下の注意点を覚えておきましょう。 

3-1.景観ガイドラインに注意を

景観ガイドラインとは地域によって外壁の色に決まりがあるというルールです。

自治体によっては街並みのイメージを損なうような色合いを家の外壁に塗ることを禁止している場所もあります。ただこのルールは商業施設の外壁に適用されることが多く、あまり個人的な家にも適用されることは少ないのですが、あまりにも極端な色やデザインはご近所トラブルが起きる要因にもなります

有名な事例として、以前漫画家の楳図かずおさんが赤と白のモノトーンの色で外壁を塗りました。それに周辺住民が猛反発し、景観を損なうとして裁判が行われました。結果的には梅津さんが勝訴し、赤と白の家は今も存在します。

ただこのようなトラブルが起きると、その後円満に生活するのは難しいでしょう。色選びは近所にも配慮し、ある程度景観に沿った色を選びたいですね。

3-2.汚れが目立たない色を選ぶのもおすすめ

外壁の色はあまりこだわらないと言う人も多いです。とりあえず悪目立ちしないような、白やグレー、淡いベージュなどは人気があります。

ただ定番の色を選んだがゆえ、汚れが目立ってしまうといったトラブルもあります。汚れが目立たない色とはどのようなものかまとめてみました。

汚れが目立ちにくい外壁の色 汚れやすい外壁の色
グレー、アイボリー、クリーム色、

ベージュ など

白、黒、赤、紫などの原型色

昔は定番であった真っ白な壁も汚れやすいです。つまり白や黒、赤といった単色ほど汚れは目立ちやすくなります。経年劣化を目立たせないためには、白よりクリーム色、黒よりグレーを選びましょう。

3-3.ツヤによっても印象はだいぶ変わる

外壁の色はツヤがあるかどうかでもだいぶ変わってきます

外壁塗装によってツヤがあるかどうかは決まっています。それは塗料によっても異なるので、色を決める際に確認しましょう。

一般的にツヤがある塗装のほうが家は新しく見えますが、 ツヤ消しを選んでも外壁はマットでモダンな印象になり、悪いといったことはありません。

ただツヤがあるほうが壁がコーティングされ、耐久性がアップすることもあります。デザイン性と機能性を考慮し、外壁にツヤをどの程度入れるか考えましょう。

参照 http://www.skh-y.jp/column9

4.納得できる家にするためにも、外壁の色選びは慎重に

家の外壁における色選びは、一度塗った後は10年以上、その家の顔になるものです。見本ではお気に入りの色を選んだはずなのに、いざ壁に塗ってみたらイメージと違った…。そんなことがないように、今日紹介したポイントを抑え、時間をかけて外壁の色選びをしていきましょう。

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