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2022.02.17

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玄関からお風呂は近い方が良い?気になる風呂場の位置や動線のポイント

仕事を終えて家に帰ってきた時や、休日に思い切り外で遊んで帰ってきた時には、すぐにでもソファに座ってゆっくりとくつろぎたいですよね。

でも、一日中家の外にいた体は汗や埃で思いのほか汚れています。毎日同じ行動をすることで家の中には多くの汚れが持ち込まれています。できるだけ持ち込まないためには、帰宅後にすぐお風呂に入るのがおすすめです。そのためには、お風呂場は玄関に近いほうが便利かもしれません。今日は、そもそもお風呂場は家のどこにあったほうが便利なのか、玄関からお風呂場は近いほうが良いのか、詳しく紹介します。

1.玄関からお風呂の位置は近いほうが良い?

突然ですが皆さんの家のお風呂はどこにあるでしょうか?

日本の住宅の場合、土地が狭いせいもあって、玄関に入ったらすぐに洗面所やお風呂があるというケースは多いです。また玄関の多くは北側に位置しており、日当たりの良い南側はリビングが占めます。そのためどうしてもお風呂や洗面所などの水回りは北側に設置されやすく、マンションなどではとくに玄関の近くにお風呂場が設置されています。

ただ近年、お風呂の場所をリビングそばにするケースも増えているようです。ここからは、お風呂場の位置によって生じるメリットやデメリットについて見ていきましょう。

以下参照 https://ugokuie.com/madori/genkan_ofuro/

2.玄関からお風呂が近いメリット

まずは日本の住宅において多い、玄関からお風呂の位置が近いケースのメリットについて紹介します。玄関からお風呂の場所が近いと、子育てやウィルス対策にも便利なことが多いです。

2-1.子育てにおいて大活躍する

子供がいる家庭の場合は、玄関からお風呂場が近い方がメリットは多いです。

  • 外でおもらしをしたときに、帰ってからすぐに洗い流せる
  • 泥んこ遊びをした時にすぐにシャワーで流せる 
  • 部活などスポーツをした時も帰宅後にすぐお風呂に入れる 

子供は何かと外で汚れて帰ってくることも多く、泥遊びや激しい運動をした時などは、そのままリビングに入られると部屋が汚れてしまいますよね。その点玄関からお風呂場が近いと帰宅後すぐにシャワーを浴びることができるので、子育てにおいてはとても便利です。

2-2.狭小住宅ならコストが抑えられる

狭い土地で住宅を建てる場合、玄関から入ってすぐにお風呂場があったほうが、リビングを広く設置できます。仮に玄関から離れた位置にお風呂場を設置すると、廊下のスペースが広くなり、どうしてもリビングスペースが狭くなってしまいます。居住空間を広く使うためにも、玄関から近い場所にお風呂場があると便利です。また玄関そばにお風呂場と洗面所があったほうが、水回りを集約できてコスト削減にもなります。

2-3、運動後や疲れているときも便利

玄関からお風呂場が近いと、帰宅後にすぐお風呂場に直行し、体を休めることができます。仮にお風呂場がリビングを通っての場所にあると、お風呂に入る前についリビングで休み、そのまま面倒になって横になってしまう、ということもあるでしょう。

とくに運動後や、夏の暑いときに帰宅したときは、すぐシャワーを浴びたいことも多いでしょう。そのようなときも玄関からお風呂場までの動線が近ければ、直帰後にすぐ入浴できて便利です。

2-4.花粉症やウィルス対策にも有効

玄関からお風呂場が近いと帰宅後にすぐお風呂に入ることができるため、花粉症対策やウィルスにも有効です。

例えば花粉の場合、帰宅後にそのままリビングに入ると、洋服や髪の毛についた花粉をリビングに撒き散らすことになります。しかし帰宅後すぐにお風呂に入って体を洗い、洋服を洗濯機に入れれば、リビングに余計な花粉を入れることもありません。

また厚生労働省発表の「新しい生活様式の実践例」では、人混みの多い場所からの帰宅後は、すぐにシャワーを浴びることが推奨されています。帰宅後の入浴は全身のウイルスを減らすことにも繋がり、新型コロナウィルスをはじめとした感染予防に有効です。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000641913.pdf

3.玄関からお風呂が近いとデメリットもある

玄関からお風呂場が近いと何かと便利ですが、その一方で以下のようなデメリットも生じます。

3-1.来客時にお風呂に入りにくい

一般的には少ないケースですが、夜に来客があるとなかなかお風呂に入れない、ということがあります。

お風呂に入ろうとしたときに新聞の集金が来た、夜間に訪れた客と玄関で立ち話していて、ほかの家族にお風呂に入りにくいなど。自分がお風呂に入る時間に来客が多い場合は、お風呂場の位置は見えにくい場所にあったほうが良いかもしれません。

また玄関を開けた正面にお風呂場があると、ドアが開けっ放しの場合は中が丸見えといったケースも。来客が来た時にすぐお風呂場が見えてしまうのもデメリットです。

3-2.ヒートショックのリスクもある

これは古い住宅に多いのですが、玄関の側にお風呂場があると、脱衣所やお風呂場の中が非常に寒く、ヒートショックのリスクがあります。

そもそも玄関の近くにあるお風呂場は、北側に位置していることが多く、冬場は非常に寒くなります。南側に位置している温かいリビングから、寒いお風呂場に移動し、その後熱いお湯に浸かると血管が収縮して心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れも。特に高齢者が玄関に近いお風呂を使う際は、あらかじめお風呂場を温めるといった工夫が必要です。

参照 http://www.osaka-mishima.jp/zaidan/about_iryoucenter/opinion/bath.html

4.リビングの近くにお風呂場を設置するポイント

これから家を建てる人の中には、お風呂場を玄関付近ではなく、リビング側に設置するケースも増えています。お風呂がリビングのそばにあると次のようなメリットがあります。

  • 来客がきたときもお風呂場が目立ちにくい
  • リビングが近いほうがお風呂場も温かいのでヒートショックのリスクが少ない 
  • 洗濯物を干すときの動線が楽

ただリビングのそばにお風呂があると、帰宅後の汚れた体でリビング内を通る必要もあるでしょう。そんなときは、帰宅後からお風呂場までの動線が確保されているとスムーズです。

4-1.ウォークインクローゼットがお風呂場への動線

これから家の間取りを決める場合、玄関とお風呂場の間にウォークインクローゼットを設置しておくのもおすすめです。

そのような間取りにするとコートや手荷物などを収納してからスムーズにお風呂場に向かうこともできます。来客がいるときにこっそりお風呂に入りたい、そんなときもウォークインクローゼットが裏動線となり、朝の身支度にも活用できます。

4-2.2階にお風呂があるメリット、デメリット

日当たりの良さを重視し2階にリビングを設置する家も増えています。そのような間取りで悩むのが、お風呂場を1階か2階にすべきかという問題です。

一般的に日本の戸建て住宅の場合、たとえリビングが2階にあっても、お風呂場は1階にするケースが多いようです。その理由としては1階にお風呂を設置した方がリビングスペースが広くなり、入浴中の騒音も気にならない、という理由からです。反対に2階にお風呂場があったほうが、洗濯物を干すときに便利で、入浴のたびに階段の上り下りがない、というメリットもあります。

ただ2階にお風呂を設置するのは、水漏れの心配があったり、設置費用が割高になるといった問題もあります。自分のライフスタイルを見極め、どこにお風呂を設置するか慎重に見極める必要があるでしょう。

参照 https://www.homes.co.jp/cont/reform/reform_00138/

5.玄関からお風呂場が近いと便利 ただし丸見えにならないよう気を付けよう

玄関からお風呂が近いと、帰ってからすぐにお風呂に入れるため、汚れを家に持ち込むことを防ぐことができます。ただ玄関から真正面に位置した場所にお風呂場があると、玄関を開けるたびにお風呂が丸見えになることも多く、来客がいるときはドアを閉めるなどの工夫も必要です。

また最近ではリビングからお風呂場が近い間取りも増えています。そのような間取りの場合は、玄関からお風呂場までの動線を確保し、帰宅後にすぐお風呂へ移動できるよう工夫しておくとよいでしょう。どの間取りであっても時期によってリビングに花粉やウィルスを持ち込まないよう、帰宅後すぐに入浴できるように配慮しましょう。

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