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2020.09.18

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新しい生活様式 クーラーをつけていても換気は必要です

毎年のように最高気温の記録更新のニュースをきくようになりました。今年も猛暑、酷暑と表現するだけでは足りないほどの暑い日が続いています。

今年から新型コロナウイルスの対策として家で過ごす時間が圧倒的に増え、エアコンを稼働させる時間が増えたのではないでしょうか。

当初は人を家に招く事を避けていた人も、対策を考え、充分な注意をしながらの家族や友人との交流を少しづつ再開しているようです。その対策として重要なことの一つが換気です。今日は、エアコンと換気の関係について詳しく見ていきましょう。

1.換気をする生活が当たり前になってきた

オフィスや学校など多くの人が集まる場所では、換気をすることが当たり前になっています。夏休みが短くなっているため教室にエアコンをつけ、エアコンをつけつつ窓を開けるというのが一般的です。その生活は一般家庭にも及び、特に電車に乗っている家族がいる場合は部屋の換気をして、家族内感染を防ぐことが重要です。 

1-1.空気感染はしないが換気は重要

ただ新型コロナウイルスの場合、空気中に漂ったウイルスが原因でうつる「空気感染」は報告されていません。はしかや結核といった病気は空気感染が主ですが、コロナはそこまで心配する必要はないのです。それなのに、なぜ換気が重要なのでしょうか。

それは特に人が多く集まる場所では、コロナに罹患した人の飛沫が空気中を漂うことで、マスクの隙間からウイルスが侵入するリスクがあるからです。空気感染はしないものの、空気に漂う飛沫に触れることで、ウイルスに感染する恐れはあります。換気をすれば、空気中に漂っているウイルスは薄まり、外へ流れ出て行きます。このようなことから一般家庭においてもウィルス対策として、換気をすることが重要なのです。 

参照 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591601/

1-2.マスクは熱中症になりやすくエアコンが必須

新型コロナ対策の重要なものとしてマスクがあります。日本では以前からインフルエンザの時期にはマスクをする人が多く、今回のコロナ対策としてマスクをつけることにもそれほど抵抗はありませんでした。

しかし、マスクには大きな欠点があります。それは熱中症になりやすいということです。コロナウイルスが蔓延した頃「ひょっとしたら夏は湿度が高いため、暑い時期にはコロナは収まっているのではないか」という楽観的な意見もありました。

しかし実際には暑い時期に入ると、東京では第二波が起こり、コロナウイルスは季節に関係なく蔓延することが分かったのです。夏にマスクが必須ということは熱中症にかかりやすいリスクがあります。そのためこの夏は特に、エアコンをつけながら部屋の換気を行うことが必要です。 

参照 https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1239862.html

2.エアコンを付けた状態での換気ポイント

2020年は記録的な猛暑に襲われ、エアコンをつけないと高い確率で熱中症になるリスクが高まりました。特に東京都心の8月における猛暑日は11日間となり、統計開始以来、最多となりましたりました。今後もしばらくの間はエアコンを付けなくてはならず、冷房と換気をうまく両立させなくてはなりません。 

2-1.そもそもエアコンでは換気できない

夏のエアコンは冷たい冷風を運んでくれるため「エアコンをつけていれば換気もできているのではないか?」と勘違いしてる人も多いようです。

しかし基本的にエアコンで換気をすることはできません。メーカーの中には換気をしながら冷気を取り込むエアコンもありますが、そのようなものはごくわずかです 。

エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込み、それをエアコン機内の内部で交換し、冷たい空気に入れ替えています。そのため部屋の空気を循環しているだけであり外の空気を取り込んではいないのです。そのため万が一部屋にコロナウイルスが漂っている場合、換気をしないとエアコンによってさらにコロナウイルスがまき散らされることになります。

2-2.エアコンはつけっぱなしの方が電気代はかからない

エアコンはこまめに切るよりも「つけっぱなしの方が電気代はかからない」というのを聞いたことはないでしょうか。

それは窓を開けて換気する際にも一緒です。換気をすると暖かい空気が部屋に入ってきてしまいますが、換気をする際もエアコンはつけっぱなしで良いのです。換気は1時間に1回、5分から10分を目安に行いましょう。

ちなみにエアコンをつけっぱなしにした方が良い、というのは、外出時間が30分以内の場合です。反対に30分以上の外出ではいったんエアコンを切った方が、光熱費を抑えられます。換気を10分行うたびにエアコンを切ると、その分ランニングコストがかかるので、エアコンはつけっぱなしにしましょう。

参照https://grapee.jp/691051/2

2-3.換気のときは窓を2箇所あける

換気をするということは「とにかく窓を開ければいい」と思うかもしれません。しかし窓は一箇所開けただけでは空気を逃がすことができず、全く意味が無いのです。そのため換気をする際は、必ず窓を二箇所を開けて空気の通り道を作りましょう 。なるべく対角線上にある窓を開けた方が素早く換気ができます 。

ただ、開ける窓が2箇所ないといった場合は、1か所の窓を開けたあとに換気扇を回しましょう。さらに換気扇がない場合は扇風機を使い、窓の外に部屋の空気を流すよう、外に向かって扇風機の風邪を送ります。部屋の空気は工夫次第ですばやく換気をすることができるので、人が集まった時などはこまめに行うようにしましょう。

参照https://news.yahoo.co.jp/articles/9001fa1cbbe0e1f71814c4f0fbbd29c2d61b83ea?page=2

3.覚えておくと便利 エアコンと換気のさらなるポイント

ここまで、エアコンをつけながら換気を行うポイントについて紹介しました。ここからは、そのポイントを踏まえつつ、更なる便利なエアコンの使い方をご紹介します。コロナ禍に限らず覚えておくと便利なやり方なので、エアコンを使う際にはぜひ実践してみてください。

3-1.帰宅したらまずは換気を行う

真夏の時期に締め切った家に帰ってくると、まずはエアコンをつけたくなるでしょう。しかし締め切った暑い部屋で急にエアコンをつけても、すぐに気温が下がるさけではありません。まずはエアコンのスイッチを入れたいのを我慢し、窓を開けて換気をすることが大切です。

部屋にこもっている暑い空気を外に出すことにより、エアコンで効率的に部屋を冷やすことができます。また帰宅してきた人が家に着くと、その疲れから荒い呼吸をしていることも多いのです。万が一外から帰って来た人がコロナウィルスに罹患していたら、帰ってきてからすぐにウィルスを部屋にまき散らすことになってしまいます。息が整う間に部屋の換気をした方が、安全性も高く、部屋をしっかりと冷やすこともできます

3-2.エアコンを付ける際には設定温度を一気に下げても良い

日中の気温が35度を上回るのが当たり前になった時代。エアコンを28度にしても、なかなか気温が下がらないことがあります。これは熱中症を予防する観点から非常に危険です。

いつもは28度設定にしていても、部屋の気温が35度もある状態では、なかなか理想気温にはなりません。そのため、エアコンをつける際には思い切って23度くらいに設定し、部屋が冷え切ってから28度に戻すというやり方もあります

特にコロナ禍で換気をすると、28度設定のエアコンではあっという間に30度を超えてしまうこともあるでしょう。換気後に暑いと感じたら設定温度を下げ、落ち着いたらまた設定温度を上げるなど、熱中症対策を心がけましょう。

3-3.室外機に日よけをする

エアコンには外に室外機があります。室外機はフィルター掃除なども必要ないので、外に放置したままという人も多いでしょう。しかしエアコンの室外機に直射日光が当たると、室外機自体が温まってしまい、エアコンの効率が低下します。そのため、部屋を冷やすのに非常に時間がかかったり、電気代が高くなったりするのです。

元々室外機を設置する場所は日陰が理想といわれています。それが出来ない場合は日よけのシェードなどを利用し、室外機に直射日光が当たらないようにしましょう。

ただ室外機に濡れタオルをかけたり、自己流で密着するカバーをかけたりするのは厳禁です。室外機をおおってしまうと、かえってエアコンの効率が低下し故障の原因になる場合もあります。エアコンの室外機カバーはネットで売られていることも多いのですが、設置の際は念のため、購入した電気店に相談してみましょう。

参照https://xn--08j2fxcxa0d6wy18otram37a2kz.net/torituke/cover/

4.まとめ

コロナウイルスの終息は未だ見えていません。しばらくは新しい生活様式が続くと考え、こまめに部屋の換気を行っていきましょう。

エアコンをつけて冷えた部屋の場合、換気をすることで部屋が暖まってしまうため、ややためらうこともあるかもしれません。しかし、換気をすることでウィルスから体を守れることを考えたら、部屋の気温が上昇するのはたいしたことではないのです。

特に近年のエアコンは性能が良く、つけっぱなしで換気をしてもそれほど電気代が高くなることはないでしょう。人が集まる場所では換気を忘れずに行い、新しい生活様式を快適に過ごしましょう。

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