オークヴィルホームズに関するお知らせやオープンハウス開催についてや、モデルハウスオープン開催情報などをご確認いただけるページです

INFORMATION

カテゴリー
アーカイブ

2020.09.14

  • お役立ち情報

洗濯物も布団も室内干し派のわが家 それでもベランダは作るべき?

ベランダのメインの役割は、洗濯物や布団を干すことではないでしょうか。でも、家の周りに大きな道路や、砂ぼこりの多い場所だと干せないこともあるでしょう。家の外の面って、結構よごれているものなのです。

また、「洗濯物を干す前に、まずベランダをきれいにするのが面倒。だったら室内干しのほうが手間が省ける」と、室内干ししかしないというお家もあるかもしれません。

そうなると、ふと考えるのはベランダの必要性です。今回はベランダの必要性や、布団を室内干しする方法などについて考えてみましょう。

1.布団を干す人が減っている

高層マンションなどの集合住宅の中には、そもそもベランダに洗濯物を干すのが禁止されているところもあります。そのため、戸建て住宅が多かった昔に比べると、ベランダで布団を干す家はだいぶ減ってきています。また戸建であっても頻繁に布団を干している家は減っているそうです。これはどういうことなのか見ていきましょう。

1-1.働く女性が増え布団を干す暇がない

布団干すことは重労働です。女性の社会進出が増えてきた現在、その役割を担う人が減っており、布団を干すのを減らしてる家庭は多いようです。

ちなみに、働く女性にやめてみた家事を尋ねると、次のような回答が返ってきました。

  • 布団干し
  • アイロンがけ(クリーニングに頼む)
  •  掃除機(ロボット掃除機を利用)
  • 買い出し(ネットスーパーを利用)

なかでも布団干しは重労働なうえ、そもそも働いて外に出ているので、干した布団を取り込むこともできません。同時に、週に1回シーツを洗ってベットメイキングをする、といったこともやめた女性が多いようです。

参照https://news.yahoo.co.jp/articles/a088d47b78a3e0c18514b5c1b72dfbe3a5b4b712

1-2.布団乾燥機など便利グッズが増えている

それでもまったく布団干さないとなると、布団は湿ってしまい、カビやダニが生える原因にもなります。そこで便利なのが「布団乾燥機」や「ふとん専用の掃除機」です。

これらがあれば布団を外に干さなくてもしっかりと部屋の中で乾燥させることができ、掃除機をかけることでカビやダニを吸い込むこともできるでしょう。むしろ、こちらの方が布団のダニは予防できることが多いので、あえて外に干さない人も増えているのです。

 1-3.室内でも布団干しは可能

また布団は外に干すもの、というイメージが強いですが、実は室内でも干すことは可能です。詳しいやり方は後述しますが、家の中に布団を立てかけて両面に空気を取り込むだけでも、布団はだいぶフカフカします。

また、干す部屋が日当たりの良い場所であれば、外に干すのとあまり変わりないでしょう。室内干しであれば、花粉や外のホコリなどを取り込むこともないので、メリットが高いともいえます。

2.ではベランダは必要ないのでは?

布団を干す必要がないのなら、そもそもベランダは必要ないのかもしれません。

例えば、イギリスの集合住宅ではベランダがないことも多いです。外に洗濯物や布団を干すといった習慣がないため、ベランダは必要ないのです。高温多湿な日本とは違い、イギリスの冬は特に乾燥します。部屋に洗濯物を干すことにより加湿代わりにもなるため、外に洗濯物を干すことはありません。

日本でも洗濯物は室内干しや乾燥機にかける人が増えているので、ベランダは必要ないかもしれません。生活そのものが欧米化していることを考えたら、これからベランダを作らない人も増えそうです。ここからは、ベランダのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

参照https://ameblo.jp/sakurako-london/entry-11961569969.html

2-1.ベランダがあることのメリット

まずはベランダがあると良い面を挙げてみましょう。

  • 洗濯物や布団が干せる
  • ゴミ箱や自転車など、物置としても使える
  • 気分転換に外に出られる
  • 子育て世代には遊び場所になることも

特に景観の良いベランダはそれだけで価値が高く、集合住宅の場合はベランダの良しあしが価格に影響することも多いです。このほかにも簡易的なプライベートスペースになったり、喫煙者にとってはタバコを吸える場所になったりと、何かとメリットは多いでしょう。

ちなみに日本の場合、1人暮らしのアパートでない限り、ベランダがない物件というのは少ないです。せっかくベランダ付きの物件に住むのなら、メリットを生かした生活を送りたいですね。

2-2.ベランダがあることのデメリット

その一方、ベランダがあることで次のようなデメリットが生じることもあります。

  • ベランダをつたって不審者に侵入されることが多い
  • 掃除が面倒
  • 子供がいる場合、転落事故などのリスクも

ベランダに洗濯物を干さない場合、ベランダの活用方法はあまりないかもしれません。特に女性の1人暮らしの場合、洗濯物をベランダに干すことにより犯罪に巻き込まれるリスクもあるでしょう

また、集合住宅においてベランダは共用部分ともみなされるため、ベランダがある物件は家賃が高い傾向にあります。最初からベランダは不要であれば、ベランダなしの物件を、お得に探すのもおすすめです。

参照https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00561/

2-3.ベランダがあることで安全性が高まることも

日本の住宅にはベランダがあるのが一般的です。掃除が大変といったデメリットもあるものの、火災が起きたときには逃げ場としてベランダが活躍するでしょう。そうしたことをふまえると、布団を干すことはなくても、やはりベランダはあった方は安全といえるかもしれません。

ちなみに、ベランダや、1階まで布団を移動するのが面倒という場合には、窓の外に物干しバーを取り付ける方法もあります。干すときには高くてやや大変ですが、この方法なら部屋にいながら布団を干すことができ、日差しを十分にあてることもできます。

3.室内での布団干し ポイント

布団を外に干す時間がない、そもそもマンションのルールでベランダに布団が干せないなど、布団を外干しする人は減っています。

しかし、布団をそのまま部屋に部屋に放置することはよくありません。カビやダニなどに対応するためにも、せめて室内で布団を干すことが大切です。ここからは、室内で布団を干すポイントについて見ていきましょう。

 3-1.雨が降る日はエアコンを利用

梅雨の時期や長雨が続いた時は、そもそも布団を外に干すことができません。しかし部屋干しであればそれは可能です。もちろん、ただ部屋に布団を干しておいては湿度を溜め込んでしまうだけ。そうならないようにエアコンや除湿機、扇風機などをうまく使うようにしましょう

特にエアコンの除湿機能は、室内での布団干しに役立ちます。布団を室内ポールなどにかけ、エアコンの風で湿度を飛ばすようにしたら、何もしていない布団に比べかなりフカフカになります。

ただ、注意したいのは部屋干しの洗濯物と一緒に布団を干さないことです。いくらエアコンの除湿機能を使っても、近くに濡れた洗濯物があると湿気を布団が吸い込んでしまいます。布団を干す部屋と洗濯物を干す部屋は分けておきましょう。

 3-2.椅子にかけておくだけでもOK

室内で布団を干す際は、洗濯物用のポールなどがあると便利です。しかし、そもそもポールがない、もしくは組み立てる場所がない、といったこともあるでしょう。そのような場合は、布団が空気の流れを取り込みやすいよう、椅子や脚立などのうえに布団を置くだけでもOKです

布団は床のうえに敷きっぱなしが一番NG。万年床は床にカビを生えさせ、それが喘息などの原因になることもあります。まずは敷きっぱなしの布団を椅子などにかけ、布団の両面に空気の流れを取り入れましょう。

3-3.日当たりが良ければなお良い

室内で布団を干す場合、理想的なのは日当たりの良い部屋でしっかりと布団に太陽光を浴びせることです。こうすることでダニの発生を防ぎ、干し終わったあとに掃除機をかけることで、ダニの死骸をしっかりと処理することもできます。

また、干すスペースがない場合は、敷いてあった布団のスペースに椅子などをおいて、そのうえに被せて空気を取り入れくだけでも良いでしょう。ただ、室内干しの場合、布団だけでなくクリーニングには出しにくいカーペットやクッションなどを干すこともあるので、日頃からある程度のスペースは確保しておいたほうが便利です

4.まとめ

女性の社会進出が増え、専業主婦が減った結果、布団を外に干す家は減っています。ならばベランダは必要ないようにも見えますが、ちょっとした荷物置き場やパーソナルスペースになることを考えると、やはりベランダはあった方が便利です。

そして、室内で布団を干すことはダニを予防する意味でも大切です。布団を少し立てかけて空気を取り入れるだけも構わないので、忙しい方もぜひ布団の室内干しにチャレンジしてみてください。

CALENDAR