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2020.03.14

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家具の配置に困る!?日当たりの良い「窓の多い」部屋

窓の多い部屋は、冬でも明るい陽がさしこみ、部屋はポカポカ暖かくなります。そして、夏は大きな網戸から、涼しい風を部屋に取り込むこともできるでしょう。

明るさを取り込み、風通しを良くする窓はどんな小さな部屋でも1つ以上は欲しいものです。しかし、窓が多すぎても困ってしまうこともあります。それは、家具のレイアウトです。今日は、窓の多い部屋における家具の配置について考えていきましょう。

INDEX

1.窓の多い部屋には良し悪しがある

基本的にどの家であっても、窓は設置されているでしょう。窓がない部屋は暗くなり、外の空気が取り込めないというデメリットがあります。しかし、あまりにも窓が多すぎると、いろいろと大変なこともあるようです。

1-1.窓の多い部屋のメリット

窓が多い部屋には、次ような利点があります。

  • 外からの日差しが入り部屋が明るくなる
  • 日差しにより部屋が暖かい
  • 空気の入れ替えができる
  • 解放感がある

窓のメリットといえば、外の景色を見ることができる解放感と、太陽光です。窓から太陽の光を取り入れることにより、電気をつけなくても部屋は明るくなり、冬は部屋全体が暖かくなるでしょう。

また、狭い部屋でも大きな窓があれば、外の景色を楽しめることから部屋全体が広く見えます。

1-2.窓の多い部屋 デメリット

しかし、窓がたくさんあると次のようなデメリットもあります。

  • 断熱窓でないと、冬は冷たい空気が入り寒い
  • 日差しが入ることで夏は暑くなる
  • 立地によって外から部屋が丸見え
  • 窓があることにより家具の配置が難しくなる

窓は壁と違い断熱材を入れることができません。そのため窓がたくさんある部屋は冬に冷気が入ることも多いです。また日差しが入る真夏は、部屋の温度が非常に上がってしまうこともあります。

それでも、空気を入れ替えることを考えると、窓は必要不可欠です。これから家を建てるといった場合は、窓をどのぐらいの大きさにするのか、窓の場所をどこにするのかなど、慎重に考えた方が良いでしょう。 

2.窓の多い部屋、家具の配置をする工夫

窓がたくさんある部屋の場合、壁が少ないので、必然的に家具の配置が難しくなります。例えば、高さのある本棚を設置しようとしても、窓があるせいで、本棚が置けないということもあるのです。ここからは、窓の多い部屋に家具を置くための工夫について紹介します。

2-1.作り付けの家具を利用する

窓の多い部屋では作り付けの収納を最大限に利用し、家具を極力減らすことが大切です。例えば収納ボックスで物を置く場合、そのままボックスを積み上げるより、天井に吊戸棚を設置したほうが見栄えがスッキリします。

また、窓の下にちょうど良い高さの棚を設置してしまうと、子供がいる家では、窓から転落する恐れもあります。窓と窓の間にものを配置するのではなく、まずはあいている天井スペースをベースに家具を取り付けた方が、見た目も安全面でもメリットは高いでしょう。

2-2.コンセントを基準に考える

窓が多い部屋の場合、窓がない壁のスペースを探し、そこを中心に配置を考えてしまうでしょう。それは当然ともいえますが、まずはコンセントやテレビの電源場所を中心に配置を考えることが大切です。

壁を中心に考えても、コンセントの位置が遠い場合、延長コードなどで床が乱雑になってしまいます。電話やテレビのケーブル位置を考え最適な場所を探すと、おのずと家具の位置は決まってきます。たとえそれが窓に近い場所だとしても、窓の半分は隠れても良いと考え、ケーブルやコードの位置を基準にするのが良いでしょう。

2-3.なくなっても良い窓はないか検討する

窓が多い部屋の場合、すべての窓を残して家具を配置するのは、難しいこともあります。そこで、北側の窓は家具を置く、大きな窓は半分家具で隠れても構わないなど、なくなっても良い窓を考えてみましょう

例えば、北側にある窓は、基本的に日差しが入らず、冬はむしろ冷気が入りやすいです。ならば家具を置いて窓を隠してしまった方が、多少断熱効果が上がることも考えられます。

また、一戸建ての場合、玄関の廊下に窓が設置されていることもあるでしょう。このような場合はたいてい北側の窓になるため、収納スペースがない場合は、窓の前に収納箇所を設置してしまう方法もあります。

2-4.カーテンにも工夫を

窓が多い部屋は西日が当たって入ってくることも多いです。そのためテレビやパソコンを見る際には日差しが入り、反射して見えにくいこともあるでしょう。カーテンは遮光性のものを選び、日常生活に支障が出ないようにします。

また、カーテンのデザインは見た目のインパクトも大きいです。カーテンが多ければ多いほど、壁紙としての役割もでてきます。自分がどのような部屋にしたいのかを考え、部屋のイメージに沿ったものを選びましょう。

2-5.デスクを窓の前には基本的にNG

部屋によっては、パソコンデスクや勉強机などを設置するかもしれません。しかし、そのようなデスクを窓の前に設置してしまうと、集中することはできないでしょう。窓から入る日差しは時間によって変わり、作業をするときにまぶしいこともあります

また、直射日光がデスクを直撃するとパソコンなどにダメージを与え、デスクがあることで窓の開閉が難しくなり、中途半端に汚れも溜まりやすくなります。窓の側にデスクを設置したい場合は、せめて窓がデスクの横側になるよう考え、目の前に設置するのはやめておきましょう。

参照https://favorite-house.com/mado-oi-heya/

3.家具の配置におけるポイント

窓が多い部屋に家具を配置する場合は、いきなり家具を買ってきて置くのではなく、まずは新聞紙などを使ってイメージすることが大切です。 ここからは、家具を設置する際のポイントについて見ていきましょう。

3-1.紙を代用して設置してみる

大型家具を設置する際には、その寸法を新聞紙などで作り、どの程度のスペースがあるのか試してみます。ソファーやベッド、テレビなどの大型家具や家電は、実際に置いて見ると、その大きさに驚くこともあるでしょう。まずは買う前に、その配置で違和感はないのか新聞紙などで試してみます

参照https://www.irisplaza.co.jp/media/A13915985041

3-2.ソファーとテレビを中心に考える

ソファーやテレビを置く部屋の場合、部屋の中心となるそれら2つの家具配置を最初に考えます。

窓が多い部屋の場合、設置する場所によってはテレビが反射したり、ソファーが窓の側に来たりするでしょう。部屋全体に比べてソファーが大きすぎる場合は、サイズを変えたり、テレビが窓の側にくる場合は、配線に支障がないか検討したりします。

この2つの位置関係が決まったあと、キャビネットや小物類といった家具の置き場もおのずと決まってきます。テレビとソファーは自分が最もくつろぐことのできる場所です。自分がどこでリラックスしたいのかを考え、この2つの配置から考えていきましょう。

3-3.窓をペアガラスにする方法も

窓が多い部屋の場合、冬場はどうしても部屋の気温が下がりがちになります。特に、窓の場所を優先して家具を壁に設置すると、窓のスペースが解放的になり、冬は寒々しいときもあるでしょう。

そのようなときは、窓をペアガラスや断熱効果のある窓にリフォームし、快適な部屋にする方法もあります。断熱効果のある窓は、冬に暖かいだけでなく、夏には冷房の効果もアップするため、結果的に電気代が下がるといったメリットもあります。窓の前に家具は置かず、全体的に解放感のある部屋にしたい場合は、窓そのものの機能をアップさせることもおすすめです。

まとめ

窓は太陽の光を取り込み、外の景色が見えることで部屋に解放感を与えてくれます。その一方、窓がありすぎると家具の配置に苦労することもあるでしょう。窓が多い家は、家具の配置の際に全体のバランスを考え、できるだけ窓と家具がかぶらないようにしたいものです。そのためには作り付けの家具を導入し、カーテンの素材や色も考慮して、いろいろな工夫を重ねてみましょう。

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