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2017.04.28

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素敵なアンティークの建具を見つけたら…

和のアンティーク建具は、なつかしさとシンプルな美しさがあり人気が高まっています。「洋風の家に和の古建具?」と違和感を覚える人もいるかもしれませんが、問題はありません。

ジブリのアニメを思い浮かべてください。出てくる家は和と洋がミックスされた素敵なインテリアに仕上がっています。アニメだけではなく、ドラマや映画の舞台にも懐かしくて風合いのある古い建具がつかわれていることがあるので、ストーリーだけでなく舞台にも注目してインテリアの参考にしてみてはいかがでしょう?

INDEX

 

1.古くても、良いものは残したい

古民家カフェや、古民家再生の家が人気となっているように、いま日本では「古くてもいいものは残し、現代生活に活用する」という動きが盛んになっています。古くても良いもの、という日本古来の建具にはどのような魅力があるのでしょうか。また、どのように取り入れたら、現代建築とうまく融合するのでしょうか。

1-1.日本の古い建具の魅力とは

日本の古い建具を見ると、実家にあったわけでなくてもなんとなく懐かしい感じがしませんか?旅館などで初めて雪見障子を見たときや、立派な欄間を見たとき、なんとなく美しく、懐かしいと感じる人が多いと思います。

実家や田舎のおばあちゃんの家に同じようなものがあった方は特に魅力を感じるのではないでしょうか。このように、日本の古い建具には、不思議と日本人の心に「なつかしい」とほっこりさせてくれる不思議な力を持っています。

日本のアンティーク建具は、非常にシンプルなデザインが多くなっています。そのシンプルが逆に美しいデザインのものがとても多く、今時の新築の家に取り入れても全く違和感はありません。レトロとモダンの融合した素敵な空間を作り上げることが出来るでしょう。

1-2.日本の古い建具には、昔の人の知恵が詰まっている

日本の古い建具には、実は昔の人の知恵がたくさん詰まっていて、日本の気候や家屋に取り入れるのには非常に効果的な特徴を持っています。

1-2-1.襖、障子といった間仕切り

一口に建具といっても、様々ありますが、代表的なのは障子と襖ではないでしょうか。この二つだけでも、上手に使い分けると非常に有効的に使うことが出来ます。

例えば、リビングの横にちょっとした畳スペースがほしい。子供が昼寝しているときなどは閉めておきたいが、気配を感じられるようにはしておきたいというような場合は、光を取り入れ、お互いの気配を感じられる障子を使うのがおすすめです。

障子であれば、相手の影も確認することが出来ますから子供が起きてもすぐに気づいてあげることが出来ます。逆に、普段はちょっとした休憩スペース、来客があったらそこで泊まっていってもらえるように必要な時は完全な個室にしたいという場合は、襖にするのがおすすめです。

このような、日本の古くから受け継がれる知恵を上手に取り入れることで、より住み心地の良い家になるでしょう。

1-2-2.縁側を作っての障子などで間仕切り

縁側を作り、障子などでリビングとの間に間仕切りを引くと、夏は涼しく冬は暖かい日本の昔の人の知恵をそのまま取り入れることが出来ます。縁側のスペースがあることによって、外気の温度が直接居住スペースに入り込んでくることがなく、室温の調節が非常に効率的です。

縁側があることによって屋根との位置関係の具合で、直射日光や雨の侵入を抑えるため、窓際の建具の痛みを経験させる効果が期待できるといわれています。

2.新築の家への活用ポイント

アンティーク建具の良さがわかったところで、実際に日本の古い建具を新築の家に取り入れる際、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。

2-1.お気に入りの日本の建具を使うなら、換気と日当たりに注意

日本のアンティーク建具は木製であることが多いため、日が直接当たるところと、湿気が多いところは大敵です。室内の換気をしっかりすることと、強い日差しが直接当たるところに配置しない方が、いいアンティーク家具を長持ちさせるコツとなります。

キッチンやダイニングなどの周りに取り入れることで、ナチュラルカフェスタイルのキッチンや、古民家カフェなどの雰囲気に似せることが出来、大変おしゃれな仕上がりになるため、大人気の取り入れ方となっています。

2-2.間仕切りとして使用するとレトロ×モダンでおしゃれな雰囲気に

日本の建具の代表である障子や襖を、部屋の間仕切りとして使用することも大変おすすめです。上手にバランスよく配置することで、レトロ×モダンな雰囲気を作り上げることが出来、大変おしゃれな空間を作り上げることが出来ます。

リビングの一角に作ったお父さんの書斎コーナーの入り口に、ちょっとした障子を付けるなどといったデザインにすれば、使わないときは開けておき、空間を広く感じることができるうえに、書斎として使用している間は個室として感じられる、まさにいいとこ取りの間取りを取り入れることが出来ます。

2-3.全体的な仕上がりをナチュラルな家にするとさらになじむ

家全体の雰囲気が、ナチュラルスタイルの家であれば、より一層、日本のアンティーク建具の魅力が引き立ちます。

現代建築で人気のナチュラルスタイルは、実は日本のアンティーク建具の雰囲気ととてもなじみがよく相性がいいデザイン同士です。流行りの古民家カフェなどでも、リフォームする際は、古民家の雰囲気を残しつつナチュラルテイストな食器やインテリアなどにこだわっているのが分かります。

日本のアンティーク建具をおしゃれにみせたいなら、相性のいいナチュラルスタイルの家をおすすめします。

さいごに

日本の本来の建具には、昔の人の知恵がたくさん詰まっており、合理的にできています。それらを上手に取り入れることで、日本の現代の新築の家にも住み心地の良い空間を演出してくれる力を持っていて、いま大人気となっています。

流行りのナチュラルスタイルの家なら尚更、相性がよく非常におしゃれな雰囲気のこだわりの家を作り上げることが出来ます。気に入った建具を見つけたら、工務店に相談し、どこに取り入れるか、周りはどのようなデザインにするか相談してみましょう。

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