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2017.01.26

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薪ストーブライフには欠かせない|薪の置き場所と上手な保管のコツ

寒くなってきた時の暖房器具として、今少しずつ人気を集めているのが薪ストーブです。昔の冬における暖房と言えば薪を焼いて人々は暖を取っていたのですが、今では石油ストーブや電気ストーブ、ガスストーブといった家電製品のために薪を焼いて暖を取る事はほぼ無くなりました。

しかし、薪ストーブ特有の温かみの魅力を知った人々があえて薪ストーブを望むようになり、今では新築の時等に薪ストーブの設置を希望する方も増えています。しかし、ほとんどの方が薪ストーブへの知識が無いまま設置して後悔する事も起きております。その後悔の一つが、薪ストーブの燃料が薪である異常は、それなりの広さと乾燥した置き場も当然必要になってきます。今回は薪ストーブを使う時に必要な薪の置き場について考えて見ましょう。

INDEX

 

1.薪ストーブの薪置き場について、本当にそんなの必要?

昔は今のようにエアコンやストーブと言った家電暖房器具が無く、人々は木を切り、その木をしっかりと一年以上かけて乾燥させて薪としました。そして、この薪を焼く事で暖を取っていたのですが、今は技術の進歩でエアコンの暖房機能、電気・ガス・石油ストーブといった便利な家電があり、寒い冬でも快適に過ごせるようになりました。

ところが、最近では薪で暖を取る昔のスタイルが今静かにブームとなり始めており、薪ストーブ特有の温かみが人気を集め始めております。しかし、薪ストーブの運用はとても大変であり、その理由が燃料である薪とその置き場なのです。

1-1.薪ストーブの薪について

薪ストーブの燃料と言えばやはり薪です。薪ストーブを使用するのに当たり前のこととして、薪ストーブにはしっかりと乾燥させた木材である薪を使用しなければなりません。しかし、「薪ストーブのための薪なんてどこに売っているのか?」と疑問に思うかもしれませんが、薪自体はホームセンターや木材を取り扱い業者から手に入れる事ができるので、入手自体はそれほど難しいほうではないかもしれません。

ところが、薪ストーブにおいて意外にも落とし穴となっているのが一回の薪ストーブを使用するのに対する薪の量です。薪ストーブでは一回の使用で10~20kg近い薪を使用する事がありますので、仮に30日で一日20kg使う場合は600kg近い薪が消費されてしまいます。そして、寒い冬が本格的になると薪の消費量もさらに増える事になりますので、寒い時期に薪ストーブをよく動かすようになれば、一ヶ月の薪ストーブに対する薪の使用量は1tを超える事も珍しくは無いのです。

1-2.薪の置き場について

薪ストーブを一回使用するだけでも、思った以上に薪を相当消費してしまいますし、大きい薪ストーブがあり、頻繁に利用するなら寒い時期で消費量が1tを超える事もあるほどです。そうなると使用する薪を保管するための置き場も相当な広さが必要となりますので、家の敷地内にかなりの広さの薪置き場を作らなければならなくなります。

一例となりますが、薪ストーブを使用するための燃料である薪の一個当たりの長さは約40cm前後とされており、薪一個でもそれなりの大きさです。この薪を使用して薪ストーブで冬を越すためには何百個と必要となりますので、相当な薪の置き場、そして薪の重さにも耐えられる場所に薪の置き場を作らなければなりません。よって、薪ストーブを実際に取り付けた方の頭を悩ませている問題が意外とこの薪の置き場問題なのです。

2.薪の置き場を決める

薪ストーブを運用するに当たり重要な燃料である薪ですが「適当な場所に積んでおけば良いか」ということはなりません。薪の保管状態が悪いと薪ストーブで燃やそうとしてもイマイチ燃えにくくなってしまったり、燃費が悪くなって部屋が暖かくならない原因にもなったりします。そのため、薪の置き場はしっかりと決めておかなければ、憧れの薪ストーブを設置しても意味がありません。

2-1.薪の置き場は湿気の無い場所に

薪の置き場を決める場合、最も重要視すべきなのが「広さ」でもありますが、湿気の無い所である事も重要です。薪が燃料としてのパフォーマンスを最大に発揮するには乾燥していなければならず、湿気た薪を燃料として使用してしまうと燃費が悪くなってしまいます(湿気がある分、そちらに熱が使用されて部屋が暖まらない)し、最悪の場合は薪ストーブを傷めて寿命を縮める事になりかねないのです。

そのため、家に保管できないからと言って庭先に積んで置くだけでは、雨等でせっかくの薪が湿気てしまいますし、虫や生き物によって薪が傷んでしまう原因にもなります。また、見た目も散らかった印象になるので、薪の置き場の置き場所は適当に決めてはいけません。必ず乾燥している場所である事、湿気が入り込まない場所である事が重要です。

2-2.薪の置き場の決め方

「薪ストーブは運用したいが、湿気の無い薪の置き場所が決まらない…」と悩んでいるかもしれませんが、発想を少し変えてみましょう。よくよく考えてみてほしいのですが、電気ストーブやエアコンと違って薪ストーブは温まるまで時間がかなりかかりますし、薪も自己調達する予定が無いならコストだってかかります。そのため、暖房目的で毎日薪ストーブを使うほうがむしろ難しいのですが、逆に薪ストーブを使うのは「週末だけ使用する」とかであればどうでしょうか?

普段は電気ストーブやエアコンで暖房を使用し、週末の家族団らんの時やパーティの時だけ使用するのであれば、運用は難しくありませんし、何よりも薪の量も使用量が毎日使うよりも減りますので、薪の置き場所もそんなに取らなくなります。よって、「薪ストーブを使用するなら広くて乾燥した置き場が無いと駄目か」という考えではなく、薪ストーブを使用する時を限定すれば、薪の置き場所を考えるのもそれほど難しい問題ではなくなります。

まとめ

薪特有の温かみがある薪ストーブは運用が大変なので、薪の置き場にも頭を悩ませてしまう事があるかもしれません。しかし、薪ストーブを使う時を週末の家族の集まる時等に限定すれば、薪の置き場にもそれほど悩まなくても良いかもしれません。

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