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輸入住宅で建てるカフェのような家
自宅を建てたりする時は、建てる人間やその家族の意向、様々な思いが交錯する時でもあります。ハウスメーカーの営業さんと一緒にどんな家を建てるかというのを検討する時、中には「カフェのような家にしたい」という方もいらっしゃいます。家に来たお客様をおもてなしできる空間、かつ家族ともゆったりくつろげる空間のようなカフェのような家を作って欲しいという思いの方もいらっしゃる事でしょう。
そこでカフェのような家を建てたい場合は、海外の設計思想を取り入れた「輸入住宅」と呼ばれる建築方式にするのがオススメです。しかし、「輸入住宅」という言葉を初めて聞いたという方も多いかと思いますので、今回は「輸入住宅」についてのご紹介と、カフェのような家を建てたい場合になぜオススメなのかについてご紹介していきます。
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1.カフェのような家を建てるのに最適?「輸入住宅」とは
カフェのような家を建ててアンティークな小物とおしゃれな食器を用意すれば、リビングはもうあなたの演出する理想のカフェそのものになります。また、その気になれば本当に自宅でカフェを経営する事も可能であり、自宅兼カフェのような運営も可能となります。
この「輸入住宅」という言葉についてですが、そのままだと海外から家を輸入したようなイメージを持つかもしれないですが、さすがに家を輸入する事は出来ません。しかし、海外の建築思想と設計のスタイルを日本でも取り入れて建てられた家を「輸入住宅」と呼びます。アンティークな建具、木製のフローリング、そして照明にいたるまで全てが海外の建築思想を取り入れており、「輸入住宅」はまさに家でカフェのようなおしゃれな演出するのに最適と言えるのです。
1-1.そもそも「輸入住宅」の定義とは?
「輸入住宅」の定義は一般財団法人の「輸入住宅産業協議会」の定める所では「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」と定めています。そのため、内装を海外の住宅のようにしただけや、海外家具メーカー製の家具を置いたり、建築時に海外の木材を使った程度では「輸入住宅」の定義に入らないことになります。
「海外の設計思想による住宅」という前提がある時点で、家を建てる設計段階で海外の設計思想が取り入れられていないと、そは「輸入住宅」ではありませんので注意しましょう。
1-2.カフェのような家を建てる時の「輸入住宅」の耐久度
「輸入住宅」が家を建てる時にどのように強みがあるのか気になると思いますが、一つ目に耐久度の高さが挙げられます。日本はご存知の通り地震大国であるため耐震性は勿論、四季のある国でもありますので四季の変化による耐久度も高くないといけません。
「輸入住宅」は海外の森林資源が豊富な国で作られた住宅であり、木材もよく乾燥しているために防腐・防虫性能も高いのです。また、木造なら家事になったときに燃えやすいイメージがあるかもしれませんが、一般的に木はある一定以上の太さにまで成長すると、熱が中心まで行き届きにくくなりますので、まさに天然の断熱性能を持った木材なのです。カフェのような家でカフェ空間を作る前に、家族と住む家である以上は家としての基本性能も重視しなければなりません。その基本性能とカフェ空間を両立しているのが、まさに「輸入住宅」なのです。
1-3.カフェの空間を作り出すデザイン
「輸入住宅」の強みとして、デザインと広々とした空間が挙げられます。「輸入住宅」ならではの外内装のデザインは基本的に木を活かした物となっており、木材特有の暖かみのある空間、質感が作り出す空間は、まさにカフェのような家を考えている方にはピッタリなのです。
また、一つ一つの空間を大きく演出するため、広々とした開放的な空間を演出して本当にカフェにいるような気分を味わえます。また、優れた「気密性」と「断熱性」によって、冷房や暖房にあまり頼らなくても部屋を快適な気温にする事ができますし、家にお客さんを招いてワイワイ騒がしくなっても、優れた「遮音性」によって近所への騒音によって迷惑にならないという強みもあります。
2.「将来的にはカフェを経営したい!」と思っている人にも輸入住宅はおススメ
普通に住居としても万能な「輸入住宅」の家ですが、将来的に「カフェを経営したい」と考えている方にも「輸入住宅」はオススメです。
カフェを持ちたいという夢を持った方は多いと思いますが、カフェの経営はとても難しいものであり、理想的なカフェをせっかくオープン出来たとしても客足の事を考えたり、毎日売上の集計をする必要性、家賃の支払いを考えなければなりませんので、せっかくオープンした自分のカフェが生活での足かせになってしまっては意味がありません。そこで、「輸入住宅」ならばデザインの時点で外・内ともにカフェのようなデザインになっておりますので、カフェを開く物件で理想的な所を探す時間、さらにコストとしてかかってくる家賃や手数料、内装費も抑えることができるのです。
2-1.「輸入住宅」で開業するカフェのメリット
カフェを経営するうえで一番の悩みの種とも言えるのが家賃等の支払いですが、「輸入住宅」であれば自宅なので家賃の心配をする事はありません。また、カフェを経営する以上は店舗を毎日決まった時間に開店し、お客様をお迎えする準備から閉店後の後始末までしなければなりませんので、毎日これらの流れをするのは大変です。
しかし、自宅であれば家族が学校や仕事に行っているお昼の間だけ、空いている状態にする等の自由な経営が可能ですので、無理なくカフェを運営する事ができます。さらにカフェで用意する料理は食材が余ると破棄しなければなりませんが、お店から見るとこれはこれも損害となってしまいます。しかし、カフェを自宅でやっている範囲であれば家で余ってしまった素材を消耗する事も可能ですので、無駄も省く事ができます。
2-2.家でカフェを開く場合の注意点
家でカフェを開きたい場合の注意点ですが、基本的にお客様を自宅に招待するのが嫌、または広さや席がお客様の数に対して足りない場合は、家でカフェを開くよりも店舗を借りたほうが良いでしょう。同時に家族がいる場合は家族の同意も必要です。
また、カフェを開くと臭いや騒音の問題も発生するので、ご近所さんとのトラブルも発生します。そして、お客様に食事や飲み物、金銭のやり取りが発生する以上は保険所に店舗を出す時と同じような許可を貰わなければなりません。そのため、「輸入住宅」で将来的にカフェを経営する予定であれば、営業許可がでる基準を満たした設備と改装にしましょう。
まとめ
「輸入住宅」であればカフェのような家を持つことが出来ますので、家族とゆったりとした空間でくつろぐ事もできますし、お客様を招いてカフェの経営者気分になる事も出来ます。また、将来的にカフェを経営したいと言う方にも、運営のコストを考えると「輸入住宅」はオススメです。