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2022.01.25

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いずれやってくる水周りのリフォームや照明交換時期 目安は何年後?

今住んでいる家のメンテナンスは、どのくらいの頻度で行っていますか?

そもそも家は、建物自体は丈夫に作られていますし、メンテナンス次第で寿命をグンと伸ばすことも可能です。

でも家の中の設備機器は建物本体よりも耐用年数は圧倒的に短く、交換やリフォームはいずれしなくてはなりません。

将来かかるコストを抑えるには、どんな設備を選び、何年後にリフォームをすれば良いのでしょうか。ここでは、水回りのリフォームをはじめとした、おおよその寿命についての情報をまとめてみました。

1.家には耐用年数がある

家には耐用年数というのが決められています。これは財務省による減価償却資産によるルールであり、木造の耐用年数は22年です。

これを聞いて「戸建てはたった22年しかもたないのか」と思った人も多いでしょう。

しかし実際にはマイホームの耐用年数は33年と言われており、居住用木造が22年に対し、居住用は耐用年数が1.5倍長く設定されています。 

ならば、木造住宅は購入してから33年間リフォームしなくて良いのでしょうか?実際はそうではありません。住んでいるうちに家の備品のあちこちが壊れ、リフォームをしながら暮らす必要があるのです。なかでもキッチンやトイレといった水回りは耐用年数が短く、10年に1回程度のサイクルで点検やリフォームをする必要があります。

参照 https://www.toshinjyuken.co.jp/aichi_nagoya/?p=1317

2.水回りのリフォームが必要な時期とは

水回りにおけるリフォームの適切な交換時期は以下の通りです。

水回り箇所 リフォームの目安
キッチン キッチン全体なら15~20年 換気扇やコンロは10年ごとに点検を
トイレ 15~20年
お風呂 20年程度
洗面所 10~20年

水まわりの耐用年数はおよそ10年から20年程度です。

使い方や家に住んでいる人の人数によって耐用年数には違いがあり、20年持つケースもあれば10年を待たずしてリフォームしなくてはならないこともあるでしょう。 

2-1.キッチンリフォームのポイント

キッチンは一般的に家の中で最も水を使う場所です。キッチン全体のリフォームとしては15年から20年程度を目安に考えれば良いでしょう。しかし実際には以下のような場所で、10年程度においてメンテナンスが必要になる箇所もあります。

  • レンジフード
  • コンロ
  • 水栓
  • 給湯器 など

上記の箇所は10年も使っていると多くの場合故障しやすく、こまめな点検やメンテナンスが必要です。この他にも浄水器なら2年ごとにカートリッジの交換が必要になったり、食器洗浄機を使っている場合も、数年おきにパッキンの交換やメンテナンスが必要になるケースもあります。

2-2.トイレや浴槽のリフォームポイント

トイレの耐用年数は15~20年と言われています。しかし長年使っていると、ある日突然水漏れを起こすといったトラブルも多いです。そのためトイレタンクの内部や推薦箇所のチェックはこまめに行った方が良いでしょう。

またトイレは新しいものほど水を使う量は少ないです。早めにリフォームをしたほうが水道代の節約にもつながるので、長年トイレを使っている人は検討してみましょう。

 お風呂の耐用年数は、昔ながらのものか、それともユニットバスかどうかで変わってきます。

例えばタイルで覆われた昔ながらのお風呂は20〜30年ほど利用できますが、タイルの劣化から床に水が浸透し、知らない間にシロアリの被害が生じるケースもあります。お風呂自体の交換をしなくても10年が経過したら、床下をチェックするなどのメンテナンスが必要です。

またユニットバスの耐用年数はおよそ20年ほどです。ただ床と壁の隙間であるコーキング部分に劣化が生じたら、こちらもシロアリの原因になるので早めのリフォームを行いましょう。

参照 https://www.homes.co.jp/cont/reform/reform_00112/

3.内装リフォームの必要な時期

内装リフォームの適切な交換時期は以下の通りです。

内装箇所 リフォーム時期の目安
フローリングの張り替え 10〜15年 
畳の交換 およそ5年おきに裏返しや交換
壁紙の張替 10年

内装リフォームの目安はおよそ10年おきです。しかしタバコを吸っていたり、ペットを飼っていたりする家は内装のダメージが激しいので、もっと早くリフォームを検討した方が良いでしょう。 

3-1.畳をリフォームするときのポイント

畳のリフォームは張り替えを行うだけではなく「裏返し」をして畳を整える方法があります。畳は一般的に両面使えるので5年程度使ったら畳の表面を裏返し新しい面を使うようにしましょう。また5年経過しなくても、以下のような状況は裏返しをした方が良いです。

  • 畳全体が黄色に変色している
  • 畳がほつれて傷が目立ち始めている
  • 畳の一部が変色して目立っている

畳は表面を裏返すことにより張り替えをしなくても新調することができます。ただ裏返してから5年経過したら、畳そのものを入れ替えた方が良いでしょう。古い畳は湿気がたまりやすく、ダニが増える原因にもなります。 

3-2.壁や床のリフォーム時期

フローリングは生活において身近な存在であるがゆえ、毎日歩いていると経年劣化に気付かないことも多いです。表面上に見てわかるような傷ができた時はそろそろ張替えの時期ですが、それ以外にも以下のような状態になったらフローリングの張り替えを検討しましょう。

  • 歩いていてきしむ感じがする 
  • 凹んでいる部分がある 
  • ソファーや座椅子ダメージによる傷がある 

フローリングは一箇所が沈んだままだと、だんだん床全体にひずみが生じてきます。放っておくとシロアリが発生する原因にもなるので、早めに対処しましょう。

また壁紙は、継ぎ目部分がはがれてきたら交換のサインです。継ぎ目が線上になって表れていたり、目立つような傷があったりする場合は、早めに交換したほうがカビ予防にもなります。

4.外壁や屋根のリフォーム時期

最後に、外壁や屋根のリフォーム時期の目安は以下の通りです。

外装 リフォーム時期の目安
外壁塗装 10年おきに行う 
屋根の葺き替え工事 およそ20~30年ごと
ガラスや建て付け部分のリフォーム およそ20~30年ごと

4-1.外壁は住む地域によってリフォーム時期も違う

外壁は10年ごとに塗装をするのが理想的です。表面上とくに傷がなくても、塗装が薄くなることで雨水がしみ込みやすくなり、家にダメージを与えることも多いです。また外壁塗装は10年も経過するとどうしても見た目が古くなるので、美しい家を保つためにも10年おきに塗装をするのがおすすめです。

また豪雪地帯や台風が多い場所など、家そのものにダメージを与えやすいエリアはひび割れが発生しやすいため、7~8年おきに点検をしたほうが良いでしょう。

4-2.屋根をリフォームする目安

屋根の葺き替え工事は、家を建ててから20〜30年後なので、比較的長い時間放置しても良いことになります。しかし以下のような状態があると雨漏りなどの原因にもつながるので、早めのメンテナンスを行いましょう。

  • 屋根の色にバラつきが生じてきた
  • 屋根にコケや藻が生えている
  • 金属部分に腐食したあとがある

とくに古い屋根は太陽光のダメージを受けやすく、夏場では部屋の温度が上がる原因にもなります。塗装をするだけで断熱性をアップさせる工事もあるので、屋根も10年おきに状態をチェックしましょう。

また窓やサッシ部分にひび割れやスキマが生じると、これも部屋の断熱性が下がる原因になります。窓をペアガラスのような断熱性の高いものに交換すると電気代も抑えられるので、リフォームの際は結露防止や断熱性機能を備えたものを検討してみましょう。

5.リフォームの目安は状態によって変化する 家を守るためにも点検を

水回りをはじめとしたリフォームの時期は、ある程度の目安があるものの、状態によってはもっと早く行わなくてはなりません。

コストをかけたくないことから、リフォームを先延ばしする人も多いです。しかしそれが大きな欠陥を生み出し、大規模な修繕につながって余計お金を失うケースも少なくありません。

そうならないためには、家の状態をこまめにチェックすることが大切です。少なくとも10年おきにはプロによるチェックをしてもらい、心配事がある場合は早めのメンテナンスをして、家を守っていきましょう。

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