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2021.08.30

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自宅の床を手軽にリフォーム!フローリングシートの魅力と使い方について

外出制限により自宅で過ごす時間が長くなる中、部屋を自分の手で改装するDIYリフォームに注目が集まっています。最近は手軽に扱える道具や資材も増え初めての人でも本格的なリフォームに挑戦できることから自室を改装する人が増えていますが、中でも注目されているのが床のリフォームです。

これまで床のリフォームといえばフローリングやタイルなどの床材を貼り替えなければならずかなり大掛かりな工事が必要でしたが「フローリングシート」の登場により素人でも床を大幅にリフォームすることができるようになりました。

今回は、床のリフォームに大活躍するフローリングシートについて使い方やコツなどを紹介します。

1.フローリングシートとは

フローリングシートとは、表面に木目など床材の模様が印刷された床用のシートです。

床の下地材や仕上げ材の上にはることで新品同様の床面が実現するフローリングシートは壁に仕上げとして貼る壁紙の床板にあたるものです。もともとフローリングシートはキッチンなど物を落としたり汚れが飛んだりしやすい部屋の床を保護するために使われるものでした。


素材はビニール系が多く水が染み込まず掃除の手間もかからないことから重宝されてきましたが、フローリングや無垢の木材など他の素材の見た目を再現したフローリングシートの登場により機能性だけでなく見た目を改善する目的での使用が一気に広がりました。

以前のフローリングシートは定着させるための粘着力が強く取り扱いにも技術が必要でしたが、技術開発により素人でも簡単に扱えるフローリングシートが次々に発売されDIYブームとともに人気を集めています。これまでは難しいとされてきた床リフォームですがフローリングシートの登場により難易度は一気に下がり初心者でも簡単にできるDIYとして多くの人が挑戦しています。

・ホームセンターで購入可能
フローリングシートはホームセンターで購入可能です。大きめのホームセンターならさまざまなパターンのフローリングシートがそろっているので自宅の床を簡単に好みのフローリングにリフォームできます。

価格も床全体を張り替えるのに比べればずっと安いのでDIYリフォームにはピッタリです。

2.フローリングシートのメリット

手軽に床をリフォームできるフローリングシートには多くのメリットがあります。メリットの多さはそのままDIYでの使いやすさにもつながります。


2-1.取り扱いが簡単

建築資材の中には取り扱いに専門知識が必要だったり高度な技術を要求されるものも少なくありませんが、フローリングシートは取り扱いがとても簡単でDIY初心者でも問題なく扱えます。

フローリングシートはビニール系の素材で作られています。床面に貼りつけるには形状に合わせて寸法通りにカットする必要がありますが、カットするのに専用の道具は必要なく普通のハサミやカッターでOKです。どちらかと言うと柔らかめの素材なのでカットするときに力もいらず女性やお子様でもキレイに形を整えられます。

市販されているフローリングシートは安全面も配慮されています。手で触れてはいかない溶剤なども使われていないのです出て簡単に扱えます。ホルムアルデヒド不使用などさらに健康に配慮した製品もあります。

2-2.キズや汚れに強い

厚手のビニール系素材で表面が柔らかいフローリングシートはキズや汚れに強く優れた耐久性が期待できます。

木材のフローリング床はものを落とせばへこんだり傷がついてしまいますし、ソースやジュースなど色の濃い液体をこぼすとしみになってしまう可能性があります。フローリングシートは素材そのものが厚くクッション性が高いので落下物に強く、少々物を落としたくらいでは傷はつきません。一時的にへこみがついてもすぐに元通りになりますし、撥水加工が施されているので水分がシミにならず長くれいな床面を保てます。

もちろん大きな衝撃が加われば傷が付く可能性はありますしタバコの火など熱には弱いので焼け焦げには注意が必要です。もし後に残るキズや汚れがついてしまったとしても一部分だけをカットし貼り替え補修することもできるので安心です。

2-3.既存の床面に施工可能

これまでのリフォームでは床を変えるには既存の床材を剥がしてから下地の上に新しい床材を敷設する必要がありましたが、フローリングシートは条件にあう床材であれば既存の床面に直接貼り付けられます。床を剥がす必要がないので作業負担の大幅軽減になるだけでなく気に入らなければ剥がして貼り直すことも可能です。

床を剥がしてから貼り直すのはかなりの大工事でありDIYでやるには困難でしたが、今ある床はそのままに上に貼り付けるだけのフローリングシートなら作業のハードルは大きく下がります。上手くいかなくても以前の状態に戻せばいいだけなので余計なリスクを負うことなくDIYにチャレンジできます。

3.フローリングシートのコツ

誰でも簡単に扱えるのがフローリングシートの魅力ですが、よりよく使うためにもちょっとしたコツを覚えておきましょう。細かな点に気を使うだけでフローリングシートの魅力がさらに膨らみます。


3-1.使い方に合わせてフローリングシートを選ぶ

フローリングシートといってもデザインや質感、厚みや表面加工などさまざまな種類があります。部屋の使途や目的に合わせて選ぶと使い勝手も満足度は更によいものになります。

お子様やペットが生活する部屋には転んでも柔らかくクッションが受け止めてくれる厚手のフローリングシートがオススメです。日常的な足腰への負担も軽減してくれるので腰痛や膝通防止にも効果が期待できます。

脱衣所やキッチンなど水回りには特に耐水性、撥水性に優れたフローリングシートを選びましょう。水を大量にこぼしても浸透しないので下地の床材を保護できます。

色や見た目は好みで選んで構いませんが、同じ木目調でも木の質感まで再現されているいくつかの種類があるのでこだわって選んだほうが後々まで不満を感じることなく使い続けられます。店頭に実物がないときはカタログブックやネットの電子カタログを参考にしてください。

3-2.作業は隅々まできっちりと

フローリングシートの貼りつけ作業は隅々まできっちりと仕上げるのがポイントです。

床一面にフローリングシートを貼るのはかなり大掛かりな作業ですが細かい部分の仕上げが最終的なクオリティに強く影響します。貼り付けるときは余計な空気を抜くようにしっかりと貼り付け部屋の隅までムラが出ないよう丁寧に作業してください。

一回のカットでサイズキッチリに仕上げるのはプロでも難問です。サイズよりもやや大きめにカットし実際の作業を進めながら余った部分を部屋の形状に合わせてカットしていくとサイズぴったりに仕上がります。

3-3.メンテナンスでいつまでもキレイに使う

フローリングシートを長く綺麗に使い続けるには日頃のメンテナンスが欠かせません。掃除機やフロアモップなどで普通に掃除ができますが汚れが目立つときや床専用のクリーナーで汚れをとりましょう。表面を美しく保護するワックスも使用可能です。

ビニール素材のフローリングシートは経年劣化が避けられません。特に直射日光に当たる場所は劣化が進みやすいので色ムラや剥がれが目立ってきたら新しいものへの交換を検討してください。

まとめ

フローリングシートは初心者でも手軽に扱えて満足度の高いリフォーム資材です。万が一失敗したとしてもはがせば元通りなのでリスクが低く、傷つけずに剥がせるタイプなら原状回復を求められる賃貸住宅にも使用可能です。

フローリングシートを活用して自分好みの床を実現してください。

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