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2021.07.14

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家の湿気を逃す換気扇 消し忘れを予防するにはタイマー付きがおすすめ

お風呂やキッチンは水そのものに加えて蒸気や匂いも発生するので、換気扇をこまめに回したい箇所です。乾燥させておくことがカビや臭いを防ぐ効果的な方法です。1〜2時間ならそばにいてスイッチを消すことができても、十分に乾燥させることができないのがほとんど。外出中や寝ている間にもちょうどいい塩梅の時間を設定したいと思うことはないでしょうか?

そんなときは換気扇にタイマー機能をつけておくのがおすすめです。今日は後付けできる換気扇タイマーの紹介や、その使い方やメリットについて紹介します。

1.換気扇を回しっぱなしにするのが気になる

換気扇をつけると部屋の空気が循環され、湿気やカビの予防にもなります。そのため新しい住宅では24時間の換気システムがあり、気づかない間でも空調システムが働き、換気扇が回っていることになります。

しかしお風呂場やキッチンの換気扇に関しては、使うときにだけ回したいという人も多いでしょう。まずは、換気扇をつけっぱなしにするデメリットについて見ていきましょう。


1-1.やはり気になるのが電気代

換気扇は24時間回しぱなしにしておいた方が部屋の空気が循環され、湿度を減らしカビ予防にもつながります。しかしつけっぱなしにすると電気代が気になる方も多いでしょう。以下は各場所の換気扇における一ヶ月間のおおよその電気代です。

換気扇の場所 消費電力 1か月つけっぱなしの電気代
キッチン 30W前後 500~600円
お風呂場 20Wほど 350円ほど
トイレ 3Wほど 56円ほど

こう見ると換気扇の電気代は消費電力が多いほど高いことが分かります 。消費電力の高いキッチンの換気扇は1ヶ月つけっぱなしにすると500円から600円ほどかかるでしょう。年間に換算すると6000円以上のコストがかかるため、やはりずっとつけっぱなしは避けたいところです。

その一方、トイレの換気扇は3W程度のケースが多く、消し忘れてもさほどコストは掛かりません。トイレの換気扇は消し忘れの多い場所ですが、電気代の面ではそれほど気にしなくても良さそうです。

参照https://csoption.nifty.com/cs/denki/detail/170814000097/1.htm

1-2.汚れや音が気になるケースも

ただ換気扇をつけっぱなしにするとそれだけファンの部分に汚れが溜まります。先ほど紹介した換気扇における電気代は、あくまでファンが綺麗で正常に回っている時の状態です。ほこりやゴミが溜まったまま換気扇を回し続けると、換気機能も低下し、モーターに負担が掛かって電気代にも影響します

こまめに掃除をすれば問題ないのですが、それができない場合は換気扇を回す時間を減らした方が良いでしょう。またあまりにも長期間換気扇を回しっぱなしにすると、汚れがつくことで騒音を発生する原因にもなります。 

1-3.冬は寒さの原因になることも

部屋の空気を循環させるため「お風呂場の換気扇は24時間365日つけっぱなしが良い」という意見も多いです。とくに24時間換気機能がない家の場合は、確かにお風呂場の換気扇を回し続けた方が部屋の空気が循環され、シックハウスの予防や花粉対策にもつながるメリットもあります。

ただ、冬場に換気扇を回しっぱなしにすると、部屋の気温が下がり、暖房費の負担につながることもあります。そういった場合は出かけている間だけ換気扇をつけ、帰宅時間にはタイマーで換気扇が消えるようにするなどの工夫をした方が良いでしょう。

2.換気扇にタイマーをつけよう

換気扇をつけっぱなしにすることは、メリットもデメリットもあります。ただ「キッチンの換気扇をいつも消し忘れてしまい電気代が掛かる」「夜に換気扇の音が気になってしまう」といった場合は、タイマーを使って換気扇をこまめに消すのがおすすめです。


2-1.換気扇タイマーのメリット

換気扇にタイマーを設置すると、次のようなメリットがあります。

  • こまめに消すことで換気扇のランニングコストを抑えられる
  • 消し忘れを予防できるので家族トラブルが減る
  • 消す時間が増えることでホコリも溜まりにくい
  • 自動でつけることで空気を循環できる

家族が多いと「またトイレの換気扇のスイッチを消し忘れている!」「子供がお風呂場の換気扇を消してくれない」などのトラブルもあるでしょう。 その点タイマーを設置すれば、消し忘れが減るので家族トラブルも起きません。

2-2.手ごろな値段で買えて種類も豊富

換気扇のタイマーはとても種類が豊富です。商品の多くは「浴室換気扇スイッチセット」といったように、換気扇ごとに種類があります。

いろいろなタイプがあるものの、照明スイッチに埋め込むタイプが多く、つまみ式のタイマーで時間をセットして換気扇を切るか入れるか選べるものが一般的です。値段は3000円程度で購入できるので、お風呂場だけでなくトイレの換気扇も同時にタイマーを設置する人も多いです。

2-3.設置はプロに任せるのがおすすめ

換気扇のタイマーは手軽にネットや家電量販店で購入できます。しかし換気扇タイマーの多くは「施工は電気工事店に相談してください」と書かれてあり、一般人では施工することができません

ネットの情報では、素人でも設置できるといった情報があふれています。確かにそれらを見ると自分で設置できそうな気もしますが、間違えるとショートや火災の原因にもなるのでおすすめはしません。プロに依頼すると手数料は掛かりますが、安全に処置してくれるので、やはり設置は電気工事士の資格を保有しているプロにお願いしましょう。

参照https://chimeblo.com/timer-switch

2-4.自分で設置したい場合は簡易式タイマーがおすすめ

ちなみに換気扇のタイマーを安く自分で設置したい場合は、換気扇専用のタイマーを使うのではなく、上記のようなコンセントタイマーを使う方法もあります。

これは換気扇とコンセントをつなぐプラグに差し込むことで、切る時間を簡単に設定できるものです。例えば「毎晩お風呂場の換気扇を切り忘れてしまう」といった場合、お風呂に入ったときにこのタイマーを使って切る時間を設定すれば、切り忘れを防ぐことができます。換気扇だけでなくコタツなどいろいろな家電製品に使用できるので、まずは手軽に切り忘れを防ぎたいといった人におすすめです。


3.換気扇を24時間つけた方が良いケース

ここまで換気扇のタイマーをいろいろと紹介してきましたが、なかにはタイマーを使わず、あえて換気扇をつけっぱなしにしたほうが良いケースもあります。ここからは、換気扇をつけっぱなしにしたほうが良い場合と、換気し続けることのメリットについて紹介します。


3-1.家に換気システムがない場合

住んでいる家に24時間換気システムがない場合は、お風呂場の換気扇を使って24時間換気を行うのもおすすめです。

そもそも住宅に24時間の換気システムが導入されたのは、改正建築基準法が施行された2003年です。つまりそれ以前の住宅には換気システムがないため、自分で換気扇を回さないと空気の循環はできないことが多いのです。

換気システムが導入された理由は、シックハウス症候群を予防するためです。住宅の断熱性や気密性があがるにつれ、住んでいる人が建材からの化学物質を吸い込み、体調不良につながることが増えてしまいました。

換気をするとシックハウスの予防以外にも、花粉や黄砂を防いだり、部屋の湿度調節やカビを防ぐこともつながります。

参照https://www.homes.co.jp/cont/buy_mansion/buy_mansion_00250

3-2.お風呂場の掃除を楽にしたい場合

換気扇をずっとつけっぱなしにするとランニングコストがかかりますが、カビの発生を防ぐことで、反対にコストを抑えることもできます。

例えばお風呂場の換気扇を回さないでいると、お風呂場はカビだらけになるでしょう。それをきれいにするための労働力や洗剤代を考えると、1か月350円ほどかけて換気扇を回しぱなしにしたほうが、トータルコストは掛からないともいえます。また換気扇を回し続けた方が、クローゼットや靴箱にもカビが発生しにくいため、掃除が楽になるメリットもあります。カビ掃除に悩んでいるのなら、一度換気扇をつけっぱなしにしてみるのもおすすめです。 

参照https://csoption.nifty.com/cs/denki/detail/170814000097/1.htm

3-3.コロナ禍では換気扇をつけっぱなしにした方が良い

そして今の時代だからこそ、意図的に換気扇をつけっぱなしにするのはおすすめです。新型コロナウイルスが発症したことにより、各家庭での換気はとても重要になりました。窓を2か所あけて風の通り道を作ることは大切ですが、とりあえず空気を循環させるには、換気扇をつけることがおすすめです。

とくに家族が多い場合は換気扇が便利です。人の出入りと同時に空気を循環できるため、病気を予防する観点でも換気扇で空気を循環させていきましょう。

まとめ

ついつい消し忘れてしまう、家の各種にある換気扇。いつも消し忘れで困っているのなら、換気扇にタイマーをつけて自動的に消すのがおすすめです。とくに24時間換気システムがついている家なら、換気扇をこまめに消しても空気は循環できているため、ランニングコストを抑えることにつながります。少しでも電気代を抑えたい、消し忘れを防ぎたい、そのようなケースはぜひ換気扇のタイマー設置を検討してみましょう。


 

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