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2021.06.19

  • スタッフブログ

地盤について

皆さんこんにちは。
6月も後半になり、如何お過ごしでしょうか?

さて今回は地盤(地面)について少々。

住宅を建てる際に「地盤改良工事が必要だった~」という事を
耳にされた方も居られるのではないかと思われます。

そう、建てる地面の強度が弱ければ建物は沈下したり傾いたり
してしまい、折角建てたものが使用できなくなる!という恐れ
もあったりします。

それを未然に防ぐ為に予め外部機関に委託して「地盤調査」と
言うものを行い、その建物が建つ地盤(地面)として適切か
どうかの判定を経て、その結果次第で地盤の補強工事(地盤
改良工事)が必要か決定します。

地面の強さとは一体どのようなものなのか?

御想像の通り岩盤のような非常に硬くてしっかりしたものが
良い地盤です。
逆に田んぼの中の土のような、立っているだけでズブズブと
沈んで行ってしまうような地盤は非常に悪い地盤と言えますね。

地面の求められる強さは建てる建物にもより異なりますが、
建物の自重を長期間及び地震時等にも耐えられるだけの地面の
強さが求められます。

それは比較的軽いと言われる木造住宅であっても例外ではありません。

地盤調査の結果にもよりますが、ある一定の地面の強さを下回った場合
には、地盤改良によって地面の強度を上げる補強工事が必要に
なります。

工事の方法は様々ですが、主にセメントと土とで表面を重機で十分に
締め固める表層改良工事、地中に鉄パイプやコンクリート柱等を
支持層まで挿入し建物を支持する地盤改良工法があります。

その他、環境を考慮して木製杭を使う工法、浮基礎工法のようなもの
や砕石柱による特殊な工法もあったりします。

地盤改良の工法の選定には、構造物・建築物の規模や地盤の地耐力
(N値)や自沈層の出現深度・厚さなどによって適用できる工法が
異なってきます。

当社では「ジャパンホームシールド」という地盤調査会社に依頼し
SDS試験という調査方法によって地盤の判定を行っております。

SDS試験とはどういったものかと言うと、通常のスェーデン式
サウンディング試験(SS試験)に地盤判定をプラスしたものと
言ったものでしょうか。

強みは地盤の種類を判定し本来必要のない地盤改良工事を避けら
れる事や、腐植土と呼ばれる軟弱な地盤を早期に発見し適切な対処
が可能であるという事が主なメリットです。

話によると、月面の地質探査にも採用されている工法なんだとか!

また、地盤調査によらず地盤の強さを知る方法もあるかもしれません。
地形や地名によっても傾向を知る事は可能かと。

例えば丘の上とかの台地や丘陵地は、一般に地盤が良いようですね。
また、神社仏閣の周囲は地盤が良く、水害を受けない等という言い
伝えもあったりします。

逆に水や低地に関わる等の地名では、地盤が悪い傾向の可能性が
あるかもしれません。

まぁ、いずれにせよ良い地盤は良い、悪い地盤は悪い。

「お隣が地盤良かったから、、、」といっても、当地が良いとは
必ずしも限りません。

ですから、建築の際は必ず地盤調査をしましょう。
(当社では新築全棟調査を実施しております)

「転ばぬ先の杖」ならぬ

「転ばぬ先の地盤調査」

もう、、、何の捻りもありません💦

ではまた~~スーサンでした。

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