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2019.03.15

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シンプルに、コンパクトに暮らしたい「小さい家」という選択

一昔前は「大きな家に住むのが夢」と答える人がたくさんいました。大きくて広い家は富の象徴でもあり、いまでも大きな家に住んでみたいと思う人もいるでしょう。

しかし、少子高齢化が進んでいる現在、その考え方には変化が出てきました。「子育てが終わって広い家は必要なくなった」「シングルなので気に入ったものに囲まれながらコンパクトに暮らしたい」そういった意見が増え、「小さくておしゃれな家」に注目が集まっています。

INDEX

1.あえて小さな家を建てる

小さな家を建てる人が増えています。例えば、昔なら30坪の敷地があれば、家の面積は20坪以上を使って大めの家を建てることが一般的でした。しかし、いまではその半分の15坪くらいしか建築には当てず、あえて小さな家を作る人が増えています。

その理由は「家に住む人数が減った」ということがあげられます。また「断捨離」などがブームになり、家具の数も減って小さな家でも十分に住めることが分かってきたからです。では、小さな家のメリットについて見ていきましょう。

1-1.小さな家のメリット「コストパフォーマンス」に優れている

小さな家にはいろいろとメリットがありますが、まず新築で建てる場合は、一般的な家と比べてコストパフォーマンスに優れている、ことがいえます。例えば、平屋の場合なら2階部分がないので、その分の建築費用が掛かりません。4LDKのところと2LDKにしたら、その分柱や床、壁に当てる建築材料も不要になるため、一般的な家よりお金がかかることはありません。小さな家は、コスト的に見て魅力があるでしょう。

1-2.掃除が楽

小さな家の場合、その多くは部屋数が少ないです。そのため、1階と2階のトイレ、3階への階段、ロフトの掃除、といった手間が掛かりません。特に、平屋やマンションなどの小さな家の場合、部屋はワンフロアにまとめられているので掃除が楽でしょう。特に、ロボット掃除機などを使えば階段もないので、あっという間に掃除が完了します。

1-3.メンテンナンスも簡単

これは特に平屋にいえることなのですが、2階部分がない小さな家の場合、簡単に屋根のメンテナンスを行うことができます。雨漏りをしたときや、屋根の張り替え作業が必要な場合、2階建てのように足場を組む必要がありません。梯子を使って屋根のメンテナンスを行うことができるので、コスト面でも有利です。

また、経年劣化により外壁塗装を行う場合も、小さな家なら総面積が少ないので短期間で終わります。家全体を修復する際にもスピーディーなので、メンテナンスの面では非常にメリットが高いです。

1-4.駐輪場スペースなども広い

家を建てる際には、その面積にあったギリギリまで使って家を建てるケースも多いです。しかし、面積に対して家をいっぱいに建ててしまうと、駐車場や駐輪スペースがなくなってしまうこともあります。特に、駐車場スペースはあっても「駐輪場スペースに余裕がない」という家は多いのです。

そのため、あえて土地面積に対して小さな家を建てることにより、駐車場や駐輪場スペースに余裕を持たせることもできます。とくに、これから家族が増える予定のある人は、自転車の台数が増えることも予想されるでしょう。そのときにあえて土地に余裕のある建て方をしておくと、物置が設置できたり、駐輪場スペースを増やせたりと、便利な事も多いです。

2.マンションの小さな部屋、そのメリット

小さな家のなかでも、特にシングルの人はマンションを選ぶ傾向が多いです。マンションにおける小さな部屋は、最初から防犯対策も兼ねているので安心して済むことができるでしょう。マンションの小さな部屋のメリットは、次のようになります。

2-1.家賃が安い

マンションの値段相場はいろいろな条件がありますが、なかでも占める割合が大きいのが「部屋数」です。例えば同じマンションの4LDKといったファミリー向けの物件と、1LDKといった一人暮らし用の部屋では、購入価格が数千万違うこともあります。小さな部屋では分譲も賃貸も値段が安いので、コスト的なメリットは大きいでしょう。部屋数を少なくすることにより「駅に近い」「新築」といった物件を選ぶことも可能になります。

2-2.光熱費が抑えられる

もともとマンションは気密性が高いため、一戸建ての家に比べると冷暖房の効率が良いです。そのうえで部屋数の少ない小さなマンションを選ぶと、さらに冷暖房の効きが良いため、光熱費を抑えることができるでしょう。

また、部屋の数が少ないということは、取り付ける照明器具の数も少なくて済みます。暖房も1台あれば部屋全体が暖まるケースも多いです。そういった面では、エコの観点からも貢献できることになるでしょう。

2-3.平屋より防犯面は安心

マンションの場合、その多くはエントランスがあるので、他人が簡単に出入りすることはできません。平屋のような小さな家の場合、玄関を出たらすぐに外ということもあり、防犯面においては不安なこともあるでしょう。しかし、マンションならいくら部屋数が小さくても、他人から侵入しにくいというメリットがあります。こうしたことから、特にシングル世帯の人が小さな家を選ぶ場合、戸建てよりもマンションを選ぶことが多いのです。

3.戸建てにおける小さい家のメリット

次は、一戸建てにおける小さな家のメリットを見ていきましょう。戸建ての場合、庭や駐車場があることも多く、マンションよりも自然を感じやすいことがあるでしょう。そのため、戸建ての小さな家を選ぶ人は、子育てが終わったシニア世帯の夫婦が多いようです。

3-1.平屋なら地震が来ても安心

戸建てにおける小さな家の代表として「平屋」があります。平屋は基本的に2階建てではない、1階建ての建築物です。すぐ外に出られるため、防犯的にはしっかり対策をしなくてはならないでしょう。

しかし、すぐに外に出られるということは、地震のときにも避難がしやすい、といえます。また、2階の部分がない分、地震が来た時の揺れにも強いです。何かと地震が多い昨今において、平屋は再び注目されている人気物件です。

3-2.掃除やメンテナンスが簡単

一戸建てのデメリットとして、掃除やメンテナンスが大変、ということがあります。マンションとは違い、通常の戸建てでは2階があることも多く、掃除の度に階段を上り下りする必要があるでしょう。また、10年に1回程度のペースで外壁塗装や屋根の補修工事といったメンテナンスを行うことも必要であり、そのコストや手間は結構大掛かりになります。

その点平屋のような小さな家の場合、掃除もメンテナンスも楽でしょう。2階の屋根といった高い場所のメンテナンスは自分で行うことができませんし、掃除も人手が足りなければ自分だけで行うのは大変です。しかし、平屋なら全体的に目配りが利くので、家の補修や掃除などもしやすいでしょう。外は脚立に乗れば屋根の点検もできて、雨どいの掃除程度なら自分で行うことが可能です。

3-3.バリアフリーにも対応

一戸建ての場合、住人が年齢を重ねることにより、バリアフリーの問題が出てきます。手すりをつけるぐらいは簡単に出来ても、2階への上り下りや、部屋中の段差をなくす工事は、コスト的にも大きな負担が掛かるのです。

その点小さな家では、そもそも部屋数が少ないのでバリアフリー対策が簡単にできます。平屋なら二階へ上る必要もなく、床の段差をなくすだけで車いすにも対応できます。外への行き来が簡単なのも、平屋ならではのメリットといえるでしょう。年齢を重ねても安心して住むには、平屋のような小さな家がピッタリといえます。

まとめ

家族の人数が減っている現在、小さな家に住みたいと希望する人が増えています。特に、子育てが終わった世代や、シングルといった1~2人家族に人気があるでしょう。ただ、小さな家は住む人の人数やライフスタイルによって、次のようなデメリットが起きる可能性もあります。

  • 大人数だと部屋数が足りず、プライバシーに欠けることもある
  • 片付けが上手でないと、部屋がもので埋まってしまう
  • 大型家具が置けない、設置した場合は圧迫感がでることも

要するに、小さな家に合っている人は「少人数」で「物が少ない」ケースでしょう。小さな子供が数人いるファミリー世代や、物が多くて収納がたくさん必要な人の場合、小さな家に住むのは難しいともいえます。まずは自分の家族やライフスタイルを考え、いずれやってくる老後が見えてきたとき、小さな家を検討してみるのも良さそうです。

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