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2017.07.07

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家のイメージを左右する玄関|ちょうど良い広さはどれくらい?

新築の間取りをどのようにすべきかを計画している際に、居室の広さをとることを優先するあまり、つい玄関を狭くしてしまうことがあります。しかし、これはあまり良い方法とは言えません。

住む人のみならず、訪れた人の印象を左右しかねないほどの重要な場所であることから、訪問者がアッと驚くほど、開放的かつ広く見せたいものです。

INDEX

 

1.同じ面積でも、広く見せる手法とは?

玄関は、家の顔でもあることから、おろそかにはできないものではあるのですが、それだと居室が狭くなってしまう。このように考えている人もいることだと思います。しかし、同じ面積でありながら、開放的かつ広く感じられるようにする方法もあるのです。訪問者から見て、横の幅と奥行きの長さとで、どちらが長い方が広く感じられるでしょうか。

1-1.幅の広い玄関のほうが広く見える

玄関の面積自体を変更できない場合でも、幅が広いほうが、視認性の点からすれば、大きく広く見えるのです。

訪問者側からしても、横の長さのほうが広ければ、空間が広がって見えるのです。具体的には、マンションなどに行ったことのある人はご存知かも知れませんが、マンションの傾向として、奥行きはありつつも、幅は狭いために、例え面積があったにしても、狭く感じてしまうと思われるでしょう。この反面、玄関の幅が広い物件は、広く感じられるはずです。

さすがに、奥行きの長さがあまりにない場合は、窮屈に感じるでしょうが、およそ1メートル程度あれば、感覚として広く感じられます。そして、玄関の幅が広ければ、靴が脱ぎやすいために、感覚のみならず実用面でも有用なのです。

1-2.玄関の幅が狭い場合に窮屈に見える理由

でも、どうして玄関の面積が同じであっても、幅が狭ければ、窮屈に感じるのでしょうか。それは人が立った場合にどの程度の割合で玄関を占領してしまうか、そして、両側にスペースがどの程度あるか、といった点です。これらの要因を総合して、感覚としての玄関の広さが決定付けられるのです。

このような理由で、幅が広い玄関が広く感じられ、同じ面積であったとしても、奥行きの広い玄関は狭く感じてしまいます。

1-3.玄関に吹き抜けがあれば、広く見える

玄関の上部に吹き抜けが設置されていれば、より広く見えます。リビングではよく言われていることなのですが、玄関の場合であっても、吹き抜けがあるのとないのでは、広さの感じ方に大きな乖離があるのです。何らかの理由で、それほど面積を玄関に割けない場合であっても、吹き抜けを設置して玄関の間取りを広く見せることも可能です。

注意が必要なのは、吹き抜けがある場合には、断熱構造を余念なくしておきたいところです。なぜなら、冬期にとても寒く感じるために、暖房費用がかさんでくるためです。この点、リビングよりも玄関のほうが吹き抜けの設置には適しているといえます。

2.玄関に適したインテリア

玄関は横幅が広ければ、玄関自体を広く感じられるのは、上記で述べたとおりですが、インテリアについてもこれが当てはまるのです。もし、奥行きのあるインテリアを設置してしまえば、ただでさえ広く感じられない玄関に、さらなる窮屈さを演出することとなります。

2-1.広さを感じられるインテリアとは

その反面、広さを感じられるインテリアとは、どのようなものなのでしょうか。それは、距離感を感じられるようなものを設置することです。玄関に窓やニッチなどを設置することにより、玄関の壁に奥行き感が感じられ、その結果として広く感じられることになります。

玄関の壁にニッチを設置したり、アクセントクロスなどを付加することにより、広がりが感じられるばかりか、外見上も洗練されることになり、訪問者が景観を楽しめることにも繋がります。また、ニッチ台も収納に使えるのですが、さらには、靴の他、スポーツ用品、傘、掃除用具などを置けるような天井までつかえる収納棚があるとよいです。

床の上に何らかの物体を置けば置くほど、窮屈になってしまいかねません。そのために、視覚的に楽しめるインテリアとして工夫するとよいでしょう。

もちろん、玄関のスペースに余裕がある場合であれば、玄関の隣に土足でもOKな収納室を作っておくと便利ですよ。来客が多い家ではスペースを広めにとって、接客スペースとして使っても良いほどです。

2-2.玄関にニッチ台を設置するメリットとは

ニッチ台とは、住宅を施行していく上で、壁紙の一部を用いて小物を置けるようにするものです。ニッチ台があることによって、さほど突出していないにも関わらず収納スペースを増やせます。ちょっとしたものなのですが、印鑑が必要な際など、些細な対応にも便利です。さらに、ニッチ台の上側に照明を設置すれば、本来は暗いはずの玄関を明るくすることも可能です。

自然光や間接照明などを取り入れることにより、温かい印象の玄関にもすることが可能です。また、防犯にも配慮したガラス入り扉やスリット窓を取り入れることも、実用面からしてオススメできます。

3.玄関を広くするメリットとは

玄関を広くすることのメリットとは、玄関は家の顔であるために家を立派に見せることができる、広々として靴の脱ぎ履きのみならず実用面でも有用であることなどが挙げられます。もし、玄関が狭ければ、家族がたくさんいた場合に、靴が散らかってしまいやすくなります。

もし、工事代金の予算に余裕があるのであれば、玄関は広くするに越したことはないのです。立った状態で人と向き合うことを想定すると、2畳から3畳程度の広さがあった方が良いことからも、これを玄関の広さの目安にしておくとよいでしょう。

もちろんのこと、いくら玄関が立派だからといっても、ほかのリビングや居室をおろそかにしていては、意味がないばかりか、とてもバランスが悪くなってしまいます。この点に留意して玄関を広くしていきましょう。

さいごに

玄関を広く見せるためには、奥行きよりも横幅を広くすることが原則です。そして、収納の面からも、原則として床から離れた位置に収納するようにしていくこと、玄関のドアに自然採光が入ってくるようなスリットなどや、間接照明などを取り入れて玄関を明るく見せることも、玄関を広く見せるためには有用です。

玄関は広いに越したことはないのですが、ほかの居室とのバランスを踏まえた上で、面積を決定するとよいでしょう。

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