なぜキッチンの油汚れはガチガチになる?油汚れをキレイに落とす方法とは

毎日食事を作っているなら、キッチンはどうしても汚れがついてしまいます。こまめに掃除をしていても、天井回りや床まわり、換気扇など、目につきにくく手の届かない場所は、どうしても油汚れがつきやすくなってしまうでしょう。

しかし、食用油はサラサラなのに、キッチンについた油汚れはどうしてガチガチに固まってしまうのでしょうか。ここでは、キッチン周りになぜ油がついてしまうのか、そして簡単にできる、油汚れを落とす方法をいくつか紹介します。

1.キッチンに油汚れがつく理由とは

キッチンには油汚れがつきもの。確かに、調理する際には多くの油をつかうこともあり、揚げ物などをしたときには目に見えない油が四方八方に広がっています。しかし、コンロ周りに油汚れが付きやすいのは分かるものの、シンク周りにも油汚れがついているのはなぜでしょう。ここからは、油汚れがどうやって広がっているのかを見ていきましょう。

1-1.調理中の油は四方八方に広がる

揚げ物を調理しているとき、油が跳ねて「熱い!」と思った経験をした人は多いでしょう。調理中の油は四方八方に飛ぶといいますが、その距離は3メートルにもなる、ともいいます

例えば、冷蔵庫の多くは光沢感のある素材でできていますが、取っ手部分の場所以外でも、シミ汚れがついていることはありませんか。この冷蔵庫のシミ汚れは、コンロから飛んだ油が原因であることが多いのです。コンロと冷蔵庫は平均3メートルほど離れていることが多いのですが、調理中の油がそこまで跳ね、冷蔵庫を汚しているのです。

調理中の油は、目ミニメなくても空気中のホコリと混じって四方八方に飛んでいます。コンロ周りを掃除しても3m以上離れた場所に付着していることは気づきにくく、放置した結果ベタベタした油汚れに変質してしまうのです。

参照https://www.lettuceclub.net/weblettuce/article/129547/

1-2.油と水汚れが混じって落としにくい

そして、キッチン周りで油汚れと同じように汚れが付きやすいのが「水アカ」です。特に、多くの水を使うシンク周辺には水アカとヌメリが貯まりやすく、放置することにより白い水アカとなって汚れが目立つようになります。

また、キッチンでは、残った食材の油を流したり、洗い物として油分が流れたりすることもあるでしょう。水アカと油は一緒になることで細菌やバクテリアを繁殖し、嫌な臭いや見た目を発祥してキッチンの汚れを増やしていきます。

1-3.手垢や調味料の汚れもつきやすい

キッチンは、当然ながら調理をする場所なので、想像以上に手アカがつきやすいです。毎日使う調味料は、引き出しのなかに入れることで引き出し口は手垢だらけになります。また、冷蔵庫は一日何十回も行うのが一般的なので、取っ手は手垢で真っ黒になってしまうこともあります。これらの手垢は、空気中の油汚れと密着することでさらにベタつきを引き落とし、こまめに掃除をしないとガチガチな汚れになります。

そして、醤油やソースといった調味料をこぼしたあとは、キレイに拭いたつもりでも、意外とシミになってついてしまうことも多いです。また、小麦粉や片栗粉は、使うたびに目に見えない粉が散布し、あちこちに付着してしまうこともあります。これらの汚れが油汚れと密着し、時間が経過すると落としにくい頑固な汚れになるケースもあるのです。

2.キッチンの場所別に見た、油汚れを落とす方法

キッチンで調理をする以上、油汚れを防ぐのはもはや難しいといえます。ただ、こまめに掃除をすることにより、油汚れがガチガチに固まることを防ぐことができるでしょう。

それでも、換気扇やキッチンコンロなどは、毎日こまめに掃除をするのは大変なことが多いです。ここからは、特に汚れの貯まりやすい箇所別に見た、油汚れを落とす方法を紹介します。

2-1.換気扇

換気扇は、回すことで調理中の油の散布を防ぎ、部屋にこもる臭いや水蒸気を吸い取ってくれます。その分換気扇自体には汚れが付着しやすく、なるべくこまめに掃除をするのが望ましい場所です。換気扇の掃除に向いているのが「重曹」です。重曹スプレーを使って汚れを落とす方法もありますが、汚れがひどい場合は次のようなやり方がおすすめです。

  1. 換気扇を取り外し、新聞紙などの上に置く
  2. 粉の重曹を換気扇にまんべんなく振りかける
  3. そのまま3時間ほど放置
  4. 歯ブラシなどで汚れを落とすと、ポロポロと落ちる

重曹は油汚れに最適であり、キッチン周りに使って万が一口や目に入っても、洗剤よりは安心です。軽い汚れの場合は重曹を水で溶かしたスプレーを使い、フキンで拭いてみましょう。

参照https://www.kajitaku.com/column/house-cleaning/kitchen/1991

2-2.コンロの五徳(ごとく)

コンロの五徳は、油汚れが特につきやすい場所です。IHクッキングヒーターの場合はお手入れが楽ですが、それでも汚れを放置しておくと油汚れは固まってしまいます。五徳の油汚れを落とす方法も、基本的に重曹を使うのがおすすめです。

  1. 五徳が入るビニールや桶を用意し、60度くらいのお湯を入れる
  2. お湯1リットルに対し、重曹を大さじ6杯入れる
  3. 五徳をつけ込み30分ほど放置
  4. 汚れを歯ブラシなどでこすり、水で洗い流して乾かす

汚れがそれほどついていない場合は、重曹スプレーを五徳にかけ、雑巾で拭くといった掃除をしましょう。また、汚れがひどい場合でも、毎日重曹スプレーで汚れを軽く落としていけば、つけこむ必要もなく徐々に汚れを落としていけます。毎日のこまめな掃除が楽をする近道です。

2-3.キッチンの天井や壁回り

キッチンの天井や壁は、想像以上に油汚れが付着しています。放置することで壁全体がくすんでいき、見た目も印象が悪くなってしまいます。床や壁、天井は基本的に洗い流すことが難しいので、重曹水でこまめに拭いていきましょう。

  1. 汚れている箇所に重曹スプレーを吹きかける
  2. 2~3分置いたあと、固く絞った雑巾などで拭き取る
  3. 汚れがひどいときは、スプレーをかけたあとラップで10分ほどパックする
  4. 重曹が残ると白いシミになることもあるので、しっかりと拭きとるのがポイント

床や天井の汚れは、重曹以外にも「アルカリ電解水」のスプレーを使って拭き取ることもできます。ただ、アルカリ電解水は吸い込むとかなりむせるので、天井の汚れを落とす際には、必ずマスクを装着するようにしましょう。

参照https://limia.jp/idea/114758/

2-4.キッチンの照明

キッチンがなんだが暗く感じる、それは照明の寿命が近づいているだけでなく、油汚れが付着して明かりを遮っている可能性があります。照明を掃除する際は必ずスイッチを切ることが重要、これを忘れると思わぬ事故につながるので気を付けてください。

  1. 照明のスイッチを切って5分ほど置く(熱いことがあるので必ず守る)
  2. 重曹スプレー、もしくはアルカリ電解水スプレーを吹きかける
  3. 固く絞った雑巾で拭く
  4. しっかりと乾燥させたあとスイッチを入れる

キッチンの照明は、想像以上に油汚れが付着していることが多いです。そのため、重曹よりも強力なアルカリ性を持つ、アルカリ電解水を使った方がスピーディーに油汚れを落とすことができるでしょう。

3.油汚れを落とす前に、油汚れを防ぐことも大切

キッチンの油汚れを落とす方法は、重曹を使うといった他にもいろいろとあります。しかし、固くなってしまった油汚れを落とす前に、そもそも油汚れを防ぐことができれば、いざ掃除をするときも簡単です。

3-1.油汚れを防ぐ具体的な方法

キッチンの油汚れを防ぐ方法は、日常的に次のやり方を取り入れてみましょう。

  • 調理中は必ず換気扇をまわす
  • 鍋やフライパンは蓋をして調理
  • レンジパネルなど、カバーを利用する

少しの料理なら、換気扇はまわさなくても良いと考える人もいるでしょう。しかし、換気扇を回さないで調理をした場合、油汚れはもちろん、臭いや水蒸気も部屋中に散らばり、部屋の至る所に汚れを発生させることになります。

また、蓋をして油跳ねを防いだり、レンジフードのカバーを用いたりすることも、油汚れを防ぐことになります。ただ、カバーはこまめに取り換えないと、それ自体が汚れて臭いやカビの原因になりかねません。

3-2.こまめに掃除をする

油汚れがこびりついたコンロの五徳や換気扇の汚れを落とす際、お湯をはった場所に重曹をまぜ、何時間もかけてつけ置きをする方法がテレビなどで紹介されます。たしかにその方法は油汚れを落としますが、実際にやってみたいと感じる人はどのくらいいるでしょうか。多くの人の場合、そこまでして汚れを落とすのは面倒だ、と感じるでしょう。

こびりついた油汚れを落とすのは、どうしても時間と手間が掛かります。そうなる前に、料理が終わったらサッと五徳も拭く、レンジパネルをこまめに取り換えるなど、日常的に掃除をするのが一番簡単です。ほんの1分の掃除が、しつこい油汚れを防ぐことにつながります。

まとめ

料理をするうえで、油汚れはどうしても避けては通れないものです。ただ、油汚れを落とすポイントを押さえておけば、日常のこまめな掃除により、しつこいかたまりとなった汚れは防ぐことができるでしょう。

基本的に、油汚れは「重曹」があれば対処できることが多いです。今日から重曹を溶かした重曹スプレーを常備し、こまめにキッチン周りの掃除をしていきましょう。

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