寝室に「間接照明」を取り入れ、快適な眠りをサポートしよう

寝室には光量をおさえた「間接照明」が良いと聞きます。間接照明とは、直接蛍光灯のような明かりを使って部屋を照らすのではなく、照明の反射光を使い、床面や作業面を明るくする照明のことです。そのため、本来なら、壁をリフォームして照明を間接照明が差すように工夫すればよいのですが、なかなかそうはいきません。しかし、ランプやスタンドを工夫して使うことにより、手軽な間接照明を取り入れることは可能です。今日は、工夫して作る、寝室の間接照明について紹介します。

1.寝室の照明は意外と重要

引っ越しなどをして照明器具を選ぶとき、寝室よりもリビングにこだわる人の方が多いかもしれません。確かに、リビングは長時間過ごすことが多く、新聞を読んだり、パソコン作業をしたりと、目を酷使する場所でもあります。そのため、リビングにはある程度の明るさを重視したほうが良いでしょう。しかし、寝室も、部屋のなかで長時間過ごすことの多い場所です。ただ寝るだけの場所と考えて、適当に照明選びをしてしまうと、後々後悔することにもなるのです。

1-1.寝室で過ごす時間は意外と長い

寝室は、ただ眠るだけの場所、そう考えている人も多いかもしれません。実際そのような人もいるのでしょうが、身支度をする場所だったり、着替えたり、寝る前に読書をしたりするケースも考えられます。

寝室に入るや否や、布団にもぐってすぐに眠るという人は少ないでしょう。まずは、自分の行動を考えてみるのが大切です。寝る前に少し読書をする習慣があったり、寝室にスマホを持ち込んだりする人もいるでしょう。少しでも、目を使う作業をする場合は、照明の種類を考える必要があります。ただ、寝室はあくまで眠るための部屋なので、明るすぎないのもポイントです。柔らかい明かりである電球色をベースに、目に負担の掛からない照明を選んでみましょう。

1-2.寝室の照明が眠りのカギを握る

LED電球の普及に伴い、家庭でも多くのLED照明が使われるようになりました。従来の電球とは違い、明るい色合いが長期間続くLEDは、電球の交換も10年ほど必要なく、環境にも優しい照明として注目されています。そのため、寝室にもリビングと同じシーリングライト(天井につける大きな照明)を用いている人も多いでしょう。

しかし、リビングと同じライトは「昼白色」や「昼光色」と呼ばれる、スッキリ白い光が多いのです。この色は、子供部屋やリビングに適しており、新聞などの文字をくっきり見せたり、料理などを美味しく見せる効果があります。つまり、物をはっきりと見せる効果があるので、寝室には明るすぎるのです。寝る直前まで明るい昼白色のライトを浴びてしまうと、目がさえて眠れない原因にもなってしまいます。そのため、寝室にはオレンジ色を主体とした電球色を選ぶのが大切でしょう。シーリングライトにも「寝室用」といったものが売られています。電球色を中心に目に優しい光を届けてくれるので、こうした商品を選ぶのが良いでしょう。

1-3.コンセントの位置を確認しよう

寝室に間接照明をつける場合、役立つのがシェードランプやスタンドライトです。とくに、寝室に自分以外の人が一緒に寝ている場合、天井の明かりをつけると明るすぎて迷惑をかけてしまいます。その点、ライトだけの小さな照明であれば、隣に人が寝ていても、自分は小さな光で作業をすることができるでしょう。

ただし、ライトなどを購入する前には、寝室のコンセントの場所を考えましょう。いざライトをつけようと思ったら、コンセントの場所が遠くて、希望する場所に置けないということもあります。延長コードなどを使えば便利なのですが、夜中に起きたときに、コードが足に絡まって転倒するリスクもあるでしょう。寝室は普段暗い場所ということを踏まえ、コンセントの場所や、スタンドライトの安全な位置を確認しておく必要があります。

2.寝室に間接照明をつけよう

間接照明は、直接電球の光を見るのではなく、天井や壁の反射、ランプシェードの明かりから光を見ることのできる便利なものです。寝室に間接照明を置くことにより、作業ができるのと同時に、眠りを妨げない効果もあるでしょう。ここからは、寝室におすすめできる間接照明について紹介します。

2-1.ベッドサイドランプ

ベッドサイドランプは、名前の通り、ベッドの横や頭上に簡単におけるランプです。昔から寝室に使われることが多く、シンプルなカサがついたシェードランプは、時代を問わず人気があるでしょう。ベッドサイドランプのメリットは、限定された場所だけを照らすことができることです。あくまでベッド周辺の必要最低限の場所を照らしてくれるので、隣で眠っている人を起こさずに活用できることも多いでしょう。夜中にふと目が覚めたときや、眼鏡を探すときなども、ベッドサイドランプがあれば利便性が高いです。商品のなかには、手をランプにかざすだけで点灯できるものもあります。

2-2.スタンドライトもおすすめ

スタンドライトは、部屋のインテリアにもオシャレな大型ランプです。最近のスタンドライトは、高さがあっても転倒しにくく、軽いため、持ち運びにも便利でしょう。特に、寝室用のスタンドライトは人気があり、ベッドしかない殺風景な寝室であっても、スタンドライトがあることによりオシャレ感があがります。

また、スタンドライトは、足元やベッドから少々離れた場所に置いた方が眠りやすいでしょう。小さなランプよりも明かりが広範囲に広がるため、枕元には不向きです。そのため、リモコン操作で点灯できるものがおすすめです。本を読むときには明かりを強めに、寝るときは豆電球程度の明かりに調節できたほうが、何かと便利でしょう。

2-3.ダウンライトなら、簡単にリフォームできる

ダウンライトとは、天井に直接埋め込んでつけられた小型の照明器具です。おしゃれなレストランなどでは、ダウンライトが使われていることが多く、ちょっとしたスポットライトのように店内を照らしています。多くのダウンライトの場合、筒形の形状になっているので、部屋全体を丸く柔らかい形で照らしてくれるでしょう。

ダウンライトを寝室につければ、明るすぎない柔らかな光を楽しむことができるでしょう。また、埋め込み式の照明なので、部屋全体がとても落ち着いて見えます。足元の天井にダウンライトを埋め込むくらいなら、それほど大規模なリフォームの必要もなく、コストもさほど掛かりません。これから寝室の照明器具を購入するという人ならば、一度ダウンライトを検討してみても良いでしょう。

3.寝室の照明選びのポイント

寝室における間接照明は、ランプやスタンドを用いて間接照明にしたり、電球色を使って目に刺激を与えすぎないことが重要です。しかし、これ以外にも、いくつかの注意点があります。

3-1.ホコリが貯まりやすい照明は避ける

当然ながら、寝室には布団や毛布が常にあります。そのため、ホコリが貯まりやすい場所です。ランプやスタンドを使う場合、こまめに掃除をしないとホコリが貯まってしまうこともあるでしょう。間接照明のなかには、お花の形をしたものや、カサの上部が開いていて、電球にホコリが貯まりやすいものもあります。オシャレ度を重視し、あまり形が複雑なものを選んでしまうと、掃除の手間が掛かるでしょう。また、ホコリをかぶったランプなどは見た目も良くありません。丸形やシンプルな筒状のものを選んだほうが、汚れやすい寝室には向いているといえます。

3-2.最終確認は寝て確かめること

寝室の照明選びは、寝ているときに快適に過ごせるかどうかが重要です。本を読むときに快適であっても、いざ眠るときに照明が明るすぎる状態では、日常生活に支障をきたしてしまうでしょう。

間接照明などを導入した際には、かならずベッドに寝て、明るさの状況を確認しましょう。明るすぎると感じたら、光を調節したり、ライトの位置を変えるといった工夫もできます。あくまで快適に眠れるかどうかを重視し、間接照明の場所や光の調節を行うようにしましょう。

まとめ

寝室は、着替える、本を読む、くつろぐ、眠る、といった、いろいろな行動を起こす場所です。ただ眠るだけの場所なら豆電球さえあれば良いのですが、ある程度の行動を支える明るさも必要になるでしょう。そのため、寝室の照明には「明るさを調節できる機能」があることが重要です。天井につけるシーリングライトにもその機能があった方が、まぶしすぎる、明るすぎるといったことを予防できるでしょう。寝室の照明選びは慎重に行い、快適な眠りにつけるよう工夫してみましょう。

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