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2018.03.10

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食べて動いて健康になる!畑作りの楽しみ方

年齢を問わず、家庭菜園を楽しんでいる人はとりわけ元気に見えることが多いです。自分で作った新鮮な野菜を食べていれば、毎日健康で過ごすこともできるでしょう。しかし元気の源は新鮮な野菜だけではありません。家庭菜園を行うことによりこまめに身体を動かし、体力作りの原因にもなるからです。また日々成長する野菜作りの計画を練るのは頭を使うので、認知症などの予防にもつなげることができます。頭と体の健康をキープするには、家庭菜園はもってこいの趣味でしょう。そこで今回は、自分でできる畑作りについて詳しく紹介します。

1.無理をせず、自宅の庭で畑作り

一戸建てなどに住み、自宅に庭がある人は「畑作り」をするのも向いているでしょう。その庭が土であり、日当たりが良い場所であればなおさら良い畑が作れそうです。しかし良い土地があるゆえ、最初から頑張りすぎて挫折をしてしまう人もいます。畑作りは最初から無理をしないことが大切です。

1-1.庭を畑にするって、実はこんなに大変

日当たりが良く、土のある庭を使い畑を作りたい。最初から土であるならば、苗を植えることで簡単に野菜を育てることもできそうです。しかし、ジャガイモやニンジン、キャベツと言った本格的な野菜を作るには次のような手順が必要になります。

  1. 庭の土を耕し、石を捨てる
  2. 苦土石灰(くどせっかい)などを混ぜ、土の酸性度を中和させる
  3. たい肥を入れて土に栄養を与える
  4. 土を盛り上げうねを作る
  5. 作る野菜の種を選ぶ
  6. 鉢で苗を育て、畑に戻す
  7. たい肥と水やりのバランスを考えながら野菜を育てる

このように庭に本格的な畑を作ろうとなると、とても大掛かりな手順が必要になります。また用意するものも、クワやスコップの他に、赤玉土や腐葉土、たい肥なども何十リットルも購入する必要があるでしょう。ここまでの覚悟がある人なら良いですが、庭全体を本格的な畑にしようとなると相当手間が掛かるのが事実です。

1-2.1畳あれば畑は作れる!

そこでおすすめなのは、まず庭の一部を畑として利用することです。塀の近くにある一畳分のスペースを区切り、ここに野菜の苗を植えてみる、それだけでも簡単な畑作りの完成です。

ここでも土の酸性度を中和させたり、ある程度のたい肥を入れたりといった作業が必要です。しかし初心者ならばそのような作業も省き、まずは苗を植えてどのくらいの野菜が収穫できるのか確かめるだけでもOKです。どのシーズンに行っても良いですが、おススメは春~夏の間に苗を植えることでしょう。トマトやナス、キュウリといった野菜は初心者が育てやすい代表野菜です。その他にもシソをはじめとしたハーブ類もおすすめです。こちらは苗を植えて毎日水やりを行うだけでスクスク育ってくれます。まずは庭で野菜を作ることがどういったものか、一種類でも良いので試してみましょう。

1-3.庭で野菜作りのメリット、デメリット

庭で野菜を作ることは体を動かすことにもなり、毎日手入れをすることで新鮮な野菜が食べられることにもなります。その一方で、畑作りのスペースが増えるごとに虫が増えるのも事実です。水を与えることで夏場は蚊が増えますし、野菜を目的に毛虫や羽虫もどんどん増えます。地域によっては畑できた野菜を狙い、動物が来てしまうこともあるでしょう。畑作りは自然と触れ合う事です。健康に良い食材が取れる一方、虫さされなどの対策も日々行わなくてはなりません。

2.ベランダでできる畑づくり

畑作りは何も庭や市民農園がないとできないといったことはありません。ベランダのスペースがあれば、プランターなどを利用して気軽に畑作りができます。マンションなどの集合住宅に住んでいる人にもおすすめです。

2-1.プランターやバケツ、見た目も楽しい畑作り

ベランダで畑作りをするのは、どうしても大き目のプランターが必要になります。地植えができない分、ホームセンターなどでたくさんの土を購入し、大き目のプランターで育てることにもなるでしょう。

一見大変そうに見えますが、最近では「軽い培養土」といったベランダ栽培に向いている土もたくさん売られています。また一般的なプランターだけでなく、見た目がバケツに見えるものやオシャレなデザインのものも多くあります。野菜には大き目のプランターが向いていますが、シソなどのハーブ類は小さなプランターでも大丈夫です。ベランダのインテリアを楽しみながら、野菜のの配置を考えるのもベランダ菜園の楽しみと言えるでしょう。

2-2.トマトやキュウリ、ハーブがおすすめ

ベランダの畑作りでは、地植えと比べると栽培できるものが限られてきます。キャベツや大根と言った土の栄養が豊富に必要なものを育てるのは難しいでしょう。しかし、春から夏にかけて簡単に育てられるトマトやキュウリ、ハーブなどの野菜はベランダでも育てることができます。プランターが大きければ大きいほど栄養も届き、実る野菜の量や大きさも上がるのが一般的です。ポイントは水を与えすぎず、こまめに間引きをすることです。雑草を抜くのはもちろん、種から苗ができたら痩せて細いものは間引いて、丈夫で強い苗を1本育てていきましょう。

2-3.ベランダ農園のメリット、デメリット

ベランダでの畑作りは、庭や市民農園などにくらべると面積が狭いことも多く、手入れをしやすいことがあります。朝起きてすぐベランダに出て水をあげられる、といったこともあるので、手間なく簡単に野菜を育てることもできるでしょう。また子供がいる家庭では、毎日の水やりを一緒にすることで家族で気軽に野菜を育てることもできます。

その一方、ベランダへ土やプランターを運ばなくてはならず、準備や後片付けが大変といったこともあります。またあまりにも階層が高いと、風の強い日にはプランターごと倒れてしまうようなこともあるでしょう。まずは手頃に育てられるハーブ類などからはじめ、徐々に育てる野菜を増やしていくのがおすすめです。

3.市民農園で畑作り

都市部を中心とした多くの自治体では、市民が気軽に畑作りを楽しめるよう、「市民農園」といったプログラムがあります。これはあらかじめ畑として活用できる農地を区画ごとに割り振り、一般市民に貸し出しているサービスです。料金は自治体によって違いますが、大体ひと月5千円前後で借りられることが多いでしょう。

3-1.初心者にも向いている市民農園

市民農園は、もともと畑として活用できる農地を貸してくれるので、プランターを買ったり、土の酸性度を中和させたりといった手間がありません。また家のベランダや庭でもないので、掃除をする必要もなく、思う存分好きな野菜を育てることができるでしょう。畑作りに関しては全くの初心者という方も、市民農園によってはプロのアドバイスが必要なときに聞けたり、借りる時にどう畑を作っていくか、計画アドバイスをもらえたりすることも多いです。申し込めばすぐに借りられるところもありますが、自治体によっては抽選になったり予約制だったりすることもあるでしょう。

3-2.市民農園のメリット、デメリット

市民農園の良いところは、好きな時に好きなだけ野菜を育てられることです。庭やベランダと違いスペースも大きく土の状態も良いですから、育て方によっては売り物になるような大きな野菜を収穫することもできるでしょう。また一般的な農家とは違い無農薬で育てられることも可能なので、健康に良い野菜をたくさん育てることができます。

その一方、デメリットとしては大きな畑ゆえ、世話が行き届かないといったこともあります。数日畑に行かないだけで雑草が生えすぎていたり、間引きが間に合わなかったり。また収穫時になると想像以上の野菜が採れ、食べるのに追いつかない、採り切れないといったこともあるようです。また家からやや遠い場所にある市民農園の場合、週末にしか行けなくて世話が追い付かないこともあります。

まとめ

畑作りは身体を動かすことで身体を丈夫にしてくれたり、農薬を使っていない野菜を食べることで健康効果をもたらしてくれたりします。しかしその一方、準備に手間が掛かったり、材料をそろえるのお金が掛かったりもするでしょう。

最初から完璧な畑を目指してしまうと、多くの場合長続きしません。まずはプランター1個分でも良いので、家庭でできる野菜作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。1つの野菜が上手に収穫できれば、きっと次々に新しい野菜の栽培にも挑戦したくなるかもしれません。野菜作りは健康な体を保つ秘訣となり、種から野菜を育てていくことにより、これ以上ない食育の勉強にもなるでしょう。

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