家族みんなが朝までぐっすり エアコン+αで作る心地よい寝室

真夏の寝苦しい夜、エアコンのことで揉めたことはありませんか?夫婦や家族における寝室のエアコン体感温度差は、それぞれに差があります。一般的に男性は暑がりで、女性は冷えすぎが辛いものです。夜中に何度も起きてはエアコンのスイッチを入れたり切ったりするのは、寝不足にもつながるでしょう。朝までぐっすりと眠ることができるエアコンと寝室の関係はどのようなものが理想なのでしょうか。

1.寝室にはエアコンが必須!?

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昔は東北地方といった夏でも涼しい場所では、エアコンが付いていない家もたくさんありました。しかし温暖化が進んだ現在、北海道でもエアコンのある家は増えています。毎日寝る寝室においても、エアコンは完備してあったほうが良いのでしょうか。

1-1.人数が多い場合、高齢者がいる場合はエアコンがあったほうが良い

寝室にエアコンがなくても、工夫次第で寝ることは可能です。しかし、寝室に寝る家族が多かったり、高齢者がいる場合は、エアコンがあった方が良いでしょう

私たちは寝ている間にたくさんの水分と熱を放出しています。たとえば寝室で4人家族が寝ている場合、4人それぞれが放出する水分や熱で部屋の気温と湿度が上がり、それが原因で熱中症になってしまうケースもあるのです。また、高齢者の場合はのどの渇きに気づきにくいことが多く、寝ている間に熱中症になってしまうケースがあります。こうした場合は寝室にエアコンがあった方が、安全で快適に眠ることができるでしょう。

1-2.寝室サイズのエアコンならそれほどコストは掛からない

寝室にエアコンを設置したくても、なかなかエアコンが高くて購入できないという人もいるかもしれません。最新型エアコンのなかには価格が数十万円もするケースもあり、二の足を踏む気持ちも分かります。

しかし、寝室の多くは6畳程度のことが多く、設置するエアコンも6畳用のもので十分です。そうなると価格もだいぶ抑えられることが多く、設置費用も含めて10万円以内に収まることがほとんどでしょう。初期投資をがまんして寝苦しい夜を過ごすか、思い切って投資して夏の夜を快適に過ごすか。健康的な睡眠を考えたら、後者の方がおすすめといえます。

2.寝室とエアコンの上手な使い方

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夏の夜を快適に過ごすには、なにもエアコンをつければそれでよし、ということではありません。エアコンの使い方によっては寝冷えを起こし、冷え性にもつながってしまうでしょう。ここからは、寝ている間のエアコンとの使い方についてポイントを紹介します。

2-1.扇風機と併用する

エアコンをつけて寝ると「寝冷え」をする人が多いようです。これは単に設定温度が低いだけではなく、冷風が直接体に当たっているということがあるでしょう。それを防ぐためには「扇風機」を用いるのがおすすめです。

寝ている間に扇風機を微風に回し、首振り機能をつかって部屋全体に空気の流れを作ります。こうすることによりエアコンの冷風が部屋にまんべんなくいきわたり、直接体に冷風が当たることを防いでくれるでしょう。エアコンの風の向きは上向きが良いともいわれていますが、扇風機を併用すればエアコンの風を部屋の中にかき混ぜることができるため、それほど向きを気にする必要もありません。また部屋全体に冷風をいきわたらせることで部屋が冷えるため、エアコンの省エネにもつながります。エアコン+扇風機を使ったほうが、電気代が少なくなるケースも多いのです。

2-2.寝具を工夫してみる

夏用の寝具は「冷感シーツ」といったものがあります。こうした寝具を使うことにより、エアコンの設定温度を高めにしても、気持ちよく眠れるようになるでしょう。また冷感のある寝具だけでなく、汗を吸収してくれる綿や麻、レーヨン素材のものを選ぶこともおすすめです。シーツだけではなく、最近では掛布団も夏用の寝具があります。エアコンをつけて掛布団をかけないと、体を冷やしすぎる危険性があるため、掛布団は必須でしょう。汗を吸いやすく、冷感もある掛布団なら寝ている間も暑いと感じることはすくないです。

また、枕カバーやパジャマも夏に合った素材をえらび、肌なじみのあるものをえらびましょう。とくに夏のパジャマはTシャツに短パンといった格好で寝てしまう人も多いのですが、良いパジャマを選ぶと眠りにつきやすいともいわれています。毎日着るパジャマだからこそエアコンの冷えから守り、汗をしっかり吸収してくれる素材を選ぶのが大切です。

2-3.お風呂に浸かるのもポイント

夏は夜だけでなく、日中もエアコンの冷えにさらされることもあります。とくにエアコンの冷風が体にダメージを与えることが多く、入浴中にしっかりとお湯につかることが大切です。これにより自律神経を整え、免疫力をアップさせることができるでしょう

おすすめの入浴方法は、38~40℃のぬるめのお湯に20~30分つかることです。全身の血行循環が良くなり、汗をかくことで老廃物が外に排出される効果があります。またお湯につかったあとは徐々に体温が下がるため、寝室に入ることには気持ちよく寝入ることができるでしょう。寝る前の30分前には入浴を済ませておくことがポイントです。

2-4.エアコンタイマーは長めに設置する

電気代がもったいないからと言って、夜のエアコンタイマーを1時間程度にしていませんか?

人は寝付いて深い眠りにつくまで3時間ほどかかります。この間にエアコンを止めて寝苦しい気温に上昇してしまうと、寝付いても浅い眠りになって睡眠不足になってしまうのです。そのため、エアコンのタイマーは4時間ほどつけておくのがおすすめです。エアコンでかかる電気代は、機種や部屋の状況によってちがうのではっきりということはできませんが、1時間でおよそ5円~20円と言われています。ただ、つけたはじめた1時間が最も電気代がかかるため、エアコンをつけたり消したりする使い方は最も電気代がかかるでしょう。夜中に寝苦しくて何度もエアコンをつけるのであれば、タイマーを長時間つけて安定させた運転のほうがランニングコストは掛かりません。

3.まだまだある!エアコンと寝室、使い方のポイント

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快適に眠るには、暑さを我慢せず適度にエアコンを使うのがポイントです。エアコンと寝室の関係をもう少し見ていきましょう。

3-1.あらかじめ部屋を冷やしておく

部屋自体に熱がこもっていると、寝るときにエアコンをつけてもなかなか部屋が冷えないことがあります。また、壁や天井、寝具にも熱はこもっており、エアコンで冷やすには30分ほど時間が必要になります。

そのため、寝る直前にエアコンをつけるのではなく、なるべく寝る30分前にはエアコンをつけて寝室を冷やしておきましょう。部屋が冷えておけば寝るときの設定温度はそれほど低くなくても対応できます。また、寝室で寝る人数が多い場合は湿度が上がるケースも多いので、冷房機能ではなく「除湿機能」を使っても良いでしょう。

3-2.寝室は日中カーテンをしめておく

みなさんは昼間の寝室をどのように使っていますか?

空気の入れかをするために窓を開けておく、日差しを取り入れるためにカーテンをあける、そうして寝室に光や風を取り入れている家庭も多いかもしれません。しかし、日中光や風を寝室にいれておくと、部屋の気温はぐんぐん上がります。マンションの最上階や木造の2階といった場所だと、外気温が35度の日は40度近く上がってしまうケースもあるのです。

日中特に寝室を使っていないのであれば、昼間は遮光カーテンをしめて、寝室の気温を下げておくことがおすすめです。夜間にエアコンをつける際も、部屋の気温が35度あるのと、30度の場合では、電力消費がだいぶ違い、部屋を冷やすスピードもかなり変わってくるでしょう。

3-3.氷枕や保冷剤を使用する

最後に、どうしてもエアコンが苦手な方や、エアコンをつけてもなかなか暑くて寝苦しいといった方にお勧めの方法です。

氷枕は昔から暑くて寝付けないときに用いられている方法です。単純に氷をビニールに入れて枕代わりにするやり方もありますが、いまでは「氷枕グッズ」といった便利な商品がたくさんあります。これらは冷蔵庫で冷やして使ったり、商品がそもそも冷感でそのまま使えたりします。適度に体温を放出させて睡眠に導入させてくれるため、なかなか暑くて眠れないといった方にはおすすめです。

また、タオルを巻いた保冷剤をわきにはさんでおくと、体の体温をスピーディーに下げてくれます。エアコンが故障したとき、どうしてもエアコンを使いたくない時など、保冷剤を使って体を冷やしてみるのも良いでしょう。

まとめ

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エアコンをつけっぱなしで寝るのは良くない、昔はそのようにいわれてきました。しかし温暖化が進んで夜間でも30度を超える熱帯夜が珍しくない現代、エアコンなしで眠るほうが危険なこともあります。

エアコンをつけて寝るときは、扇風機を併用する、あらかじめ部屋を冷やしておく、寝具を工夫するなど、多少の工夫をするのが大切です。これにより体の冷え過ぎを守り、しっかりと眠れるようになるでしょう。夏バテや睡眠不足を起こさないためにも、夜間はエアコンとうまく付き合うことが大切です。

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